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セントジェームズ教会(旧大聖堂)

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2009年1月5日(月)
セントジェームズ教会(旧大聖堂)
St James Church (Anglican)
キング通り King Street
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

今日は、朝から素晴らしい天気となりました。気温も27度まで上がっています。湿度が低いのでまだ暑いとは感じません。

昨年の今日 2008年1月5日(ハンプトンピア

Canon EOS 40D シャッター速度 1/320 秒  絞り F7.1 太陽光 評価測光 ISO感度 100 画質圧縮率 RAW 
レンズ:EF24-70mm f/2.8L IS USM

今日の為替:1豪州$=66.32円

 建築年:1842年    
場所:キング 通り King Street  バットマン通り(Batman Street)との交差点。
フラッグスタッフ公園西隣 西メルボルン(West Melbourne)
地図:Google Map
設計:Robert Russell
建築時代:ジョージア期 Georgian
建築様式:コロニアル ジョージアン Colonial Georgian, Regency Style  
登録:ビクトリア州遺産 Victorian Heritage Register

セントジェームズ教会は、英国国教会アングリカンの教会です。
メルボルンでは、最も古い教会で、ゴールドラッシュが始まる1851年以前の建物としてはメルボルン市内に残る3つの建築物のひとつです。

  実質的には、セントジェームズ教会が最も古い建築物です。(National Trust)
セントジェームズ教会の礎石は、メルボルンの定住が始まって4年目の1839年11月9日に当時のフィリップ湾区(現ビクトリア州)のラトローブ監督官(Charles La Trobe Superintendent 後の総督)によって置かれています。

当時のメルボルンで建築物は、税関など数えるほどしかない時代で、レンガ作りのセントジェームズ教会は、市内でも最も立派な建物だったのです。タワーの最上部に五角形のドーム構造を持ち窓にはギリシャ文様が施されています。
ロマネスク様式の上部ドーム構造の装飾は、後の時代のものです。
このドーム構造は、Charles Laingによって設計されました。(ロバートラッセルの設計図では尖塔(spire)です。)


 メルボルンに定住が始まって2年後の1937年に、コリンズ通りとウィリアム通りの交差点に板張りの小さな教会が建設されました。
いくつかの宗派からの寄付を持ち寄って建設されたものです。セントジェームズ教会の建設は、ロバートラッセルの設計により、1942年に一部が完成しました。その後も建設は続き、全体としては1849年に完成しています。
セントジェームズ教会は、チャールズペリー(Charles Perry)司教のもと、メルボルン教区のカテドラルとなりました。
1891年にセントポール大聖堂が建設されるまでは、セントジェームズ教会が大聖堂の地位にありました。
1913年から1914年に掛けて、セントジェームズ教会は、現在の場所に移設されました。

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 右の通りは、キング通りです。その右側は、フラッグスタッフ公園。
設計者のロバートラッセルは、メルボルンの初期の時代の役人(調査官)で、多彩な才能を持った人物です。
メルボルンの都市の設計に携わり、メルボルンの区画(ホドルグリッド)を作ったロバートホドル(Robert Hoddle)の前任者です。
セントジェームズ教会は、ロバートラッセルの唯一の建築作品です。

ラッセル通り(Russel Street)は、ロバートラッセルに由来しています。

公式Web

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