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最高裁判所 裁判所棟 Law Courts

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2007年11月27日(火)
裁判所棟 Law Courts
最高裁判所 Supreme Court of Victoria
ウィリアム通り(William Street)とロンズデール通り(Lonsdale Street)の交差点。
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

天気予報では曇り及び雨でしたが、実際には良い天気になりました。気温もやっと上がりはじめて、25度近くまで上がって初夏の気温になりました。

昨年の今日2006年11月27日(黒猫レストラン)

この日、大きな事件の判決があり、関係者が出てくるのを待っている報道関係者

最高裁判所 
Law Court、図書館(ドーム)部分ともにSmit & AE Johnsonの設計です。Law Court 部分は、1882年に完成しています。
設計様式:ルネッサンスリバイバル(Renaissance Revival)。
クラシカル様式の一種です。
この最高裁判所は、豪州の裁判所の中で単体のデザインとしては最大の建築物です。内部のデザインは、空前絶後と言われています。

この建物の一番の特徴は、中央部図書館部分のドーム構造にあります。2月12日参照 これはアイルランド ダブリンにあるFour Courtsをベースに設計されています。
Four Courts公式Web

Smit & AE Johnsonの代表的な建築物
The Hotel Esplanade

アテナウム劇場

豪州の裁判所判事は、写真のようなカツラとガウンを着ています。このスタイルは、最初はフランスのルイ14世の時代に始りました。イギリスに入ってきたのは、1600年代のことです。チャールズU世王の治世時代(1660年代)といわれています。豪州にこのスタイルが入ってきたのは1850年代です。メルボルンでゴールドラッシュが始まり、多くの移民が押し寄せ、裁判が必然的に必要になりました。
メルボルン中央裁判所
 参照。
この時代に英国の植民地政策により裁判制度と共に輸入されてきました。

Victoria Law Foundation

 ウィリアム通り(William Street)とロンズデール通り(Lonsdale Street)の交差点には、最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所とが集結しています。中世のスタイルをした裁判官をカフェなどでも多く見ることができます。
中世のスタイルのままでは現代の裁判に相応しくないとの批判も一部ではありますが、今のところ廃止するという判決も出ていません。

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