2012年9月04日(火)
居酒屋忠治
Nihonshu shochu & sake Bar
ロンズデール通り Lonsdale Street メルボルン Melbourne
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居酒屋忠治は、1989年のオープンで、いまやメルボルンの老舗レストランのひとつとなった。オーナーのアンドレ・ビショップは、「ロボット」や「Golden Monkey」のオーナーでもある。ウエストオーストラリア州パース出身。1996年よりメルボルンに在住。
撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先AE 評価測光 絞りF5.0 1/125秒 ISO感度
400 露出補正 オート JPG レンズ EF 24-70 mm f/2.8L USM
2012年3月15日 板屋雅博 撮影
文章:大下直美 (イタさんの友人) Gogoメルボルンより
アンドレ・ビショップ 2000年 オーストラリア発日本のお酒、焼酎を置く「Bar ロボット」(CBDフリンダース・レーン)を開店 2003年 念願の居酒屋レストラン「忠治」(CBDロンズデール・ストリート)の経営ライセンスを購入・マネージメント開始
2007年 東京西新橋にあるNPO法人 The Sake Education Council(酒教育審議会) 酒専門家コース1級取得
http://www.sakeeducationcouncil.org/
2008年 同上コース2級取得 現在に至るビショップ氏は、1970年から1980年代にかけての少年時代、日本のアニメ(マンガ)やコンピューターゲームの影響から、日本のポップカルチャー(マンガ、ゲーム)をはじめとする日本文化全体に興味を持った。その頃のビショップ氏の日本文化への憧れとマンガ(ガンダムなど)の記憶をbarとして実現させたのが、オーストラリアで初の日本文化とお酒を取り入れたお店「Barロボット」。
日本文化を取り入れたbarロボットの成功以降も日本酒と焼酎の興味は絶えず、2003年、メルボルンにて以前より定評の高かった「居酒屋レストラン忠治」の経営権を購入。念願の居酒屋経営の夢が実現した。忠治の人気は高く、毎晩満席御礼。予約なしではなかなか入れないお店にまでなったため、2号店をサウスメルボルンに開店。その後さらに、居酒屋忠治1号、2号店の成功とビショップ氏の日本酒、焼酎へのあくなき情熱を形にしたのが居酒屋忠治の隣にある「Nihonshu shochu & sake Bar」。
ハワイ カクテルバー マイタイ
ロンズデール通りとラッセル通りの交差点にある。マイタイからエキジビジョン通りにかけて、中級から一般クラスのエスニック料理店が続く。
234 Russell Streete Phone 9663-2112
マイタイMaitai公式web
日本文化を取り入れたbarロボットの成功以降も日本酒と焼酎の興味は絶えず、2003年、メルボルンにて以前より定評の高かった「居酒屋レストラン忠治」の経営権を購入。念願の居酒屋経営の夢が実現した。忠治の人気は高く、毎晩満席御礼。予約なしではなかなか入れないお店にまでなったため、2号店をサウスメルボルンに開店。その後さらに、居酒屋忠治1号、2号店の成功とビショップ氏の日本酒、焼酎へのあくなき情熱を形にしたのが居酒屋忠治の隣にある「Nihonshu shochu & sake Bar」。店内には99%日本から仕入れたお酒、焼酎、地ビールが並ぶ。
ロボット
R.M. Williams
全豪に40店舗ほどの店を持つ靴の修理と洋服のリフォームのチェーン店。メルボルンだけで10店舗ほどある。
その後もビショップ氏は日本酒と焼酎の知識を高めるべく、東京にあるNPO法人の東京酒評議会にていわば酒のソムリエと呼ばれる酒知識レベル1と2講座を受講し、酒に対する深い知識を習得。日本でのコース受講の際には京都にある「黄桜酒造」をはじめ、島根県、鳥取県や新潟県に点在する酒蔵を訪問し、研修に参加。蔵の杜氏や蔵元より米の種類等から酒の製造過程について指導を受けた。年に少なくとも1、2度は日本を訪問し、酒に対する情熱と知識を高めるビショップ氏だが、英語の通訳を通してしか杜氏と蔵元とコミュニケーションが取れないため、言葉に翻訳しきれない繊細な酒造りの一面を伝授できないことが悩みだそう。そんな独特で繊細な面のある日本文化を理解しようとする姿勢は熱燗のごとく熱く、今後のビショップのメルボルンでの野望の大きさを感じる。
心 ラーメン Japan In Melbourne 157-159 Lonsdale Street
TEL:9650 1215
現在メルボルン市内に日本のお酒、焼酎、ビール、居酒屋料理を扱うお店を4店持つビショップ氏の今後の野望と現在進行中のプロジェクトに関しては極秘のため、全貌は教えて頂けなかったが、将来的にダン・マーフィーなどのような日本酒、焼酎、ビールを扱う酒屋チェーン店の展開や、日本酒等の教育に関するビジネスを展開したいとのことだった。ただ、そんなビジネス展開の一番の壁が、輸入ルートや税金の問題。本場の日本酒等を仕入れるルートは日本からの輸入に頼る他無く、為替レートの変動による価格設定や高額な輸入税、酒税が大きな課題だ。抱える問題は大きいが、ビショップ氏のお酒と居酒屋文化に対する情熱は熱く、今後のお酒に関するプロジェクトと活躍が期待される
アンドレビショップ氏 3枚目の男性
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Written by Naomi Ohshita
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