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 2019年3月30日(日）
ビクトリアホテル Victoria Hotel
Victoria Coffee Palace
リトルコリンズ通り
Little Collins Street
メルボルン Melbourne
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ビクトリアホテルは、メルボルンの最も古い本格派ホテルのひとつである。メルボルンが出来た１８３５年からわずか４５年後の１８８０年１１月１日にオープンした。ビクトリアホテルは、禁酒連盟（Temperance League）の基金よって設立され、当初ビクトリアコーヒーパレスと呼ばれていた。
撮影データ Canon EOS 5D MarkⅡ 絞り優先AE 評価測光 1/100 F10.0 ISO感度 100 オート 露出補正 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM 2019年1月13日12:58 板屋雅博撮影
 １９世紀後半に売りに出ていた騒々しい（rowdy）、猥雑な（bawdy）な酒場宿屋とは真逆であった。建設当初のロビーは今も現役で使われている。天窓（skylight）式ドームは、第二次大戦の際に安全上の警戒の為にホテルを暗黒にする為に撤去された。一時期、ビクトリアホテルはコモンウェルス国々の中で最も大きなホテルと宣伝された。現在は、オーストラリアで一番大きな３つ星ホテルと云われている。現在は、豪州最大の３つ星ホテルと云われている。１９２０年代から３０年代には豪華ホテルとして知られていた。ゲストサービスに力を入れており、ポートメルボルンの客船桟橋やスペンサーストリート駅に到着した旅客を出迎えにポーターを送るなどのサービスを行った。コーヒーパレスが他の一般ホテルと最も違った点は、禁酒ホテル（dry
hotel）でありアルコール類を一切、提供しない点であった。
 その代わりに宿泊客は、牛肉スープ（beef tea）やミネラル水、もちろんコーヒーなどを楽しんだ。幸いなことに時代は変わり、現在では顧客はホテルのバーでアルコール類を飲むことが出来る。ビクトリアホテルは、客室に電気による電灯が灯ったメルボルンで最初の最初のホテルである。
ビクトリアホテルの創設者は、第15代ビクトリア首相ジェームズ・ムンロー（James Munro）である。第二次大戦時には数か月に渡って米陸軍によってホテルの大部分が使用された。
 １９５６年のメルボルン・オリンピック時にはＩＯＣ国際オリンピック委員会のメインミーティング会場となって多くの会議場や宴会場として使用された。ビクトリアコーヒーパレスは、コリンズ通り側にも面しており、非常に優雅なベランダ構造を持っていた。
ビクトリアクラブは、メルボルンの最も古い団体のひとつであったが、解散していた。クライドハウス（Clyde House）として知られた建物の跡地を借地して建てられが、ビクトリアクラブから購入したものであった。１９２４年にコリンズ通りの土地借地権が期限切れとなり、建物は明け渡されて解体され、メルボルンタウンホールの付属の建物が建っている。
Urban .com.au David Munro
Corporate Blue
James Munro
The Victoria Hotel (former) 215 Little Collins Street
215 Little Collins Street
Melbourne Victoria 3000
Telephone:(03) 9669 0000
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