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メルボルン監獄 Old Melbourne Gaol

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2007年5月21日(月)
メルボルン監獄 Old Melbourne Gaol
ラッセル通り Russel Street
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
ラッセル通りの地図 Googole Map
(クリックで拡大します。)

今日は朝からどんよりとした曇りの天気でした。午後になって雨が降り出しました。夕方まで降ったり止んだりでしたが、夕方にはまた強く振り出しました。郊外の農家は、このとことに雨でやっとひといきついたと云う事です。
昨日までの画像 

昨年の今日 2006年5月21日 (我らがジョージ上川です。)

メルボルン監獄 Old Melbourne Geol ラッセル通りとビクトリアパレードの交差点から直ぐシティ側に入った場所にこの監獄跡があります。現在は、博物館であり観光スポットとなっています。外壁は、メルボルン独特のブルーストーンです。メルボルンが1835年にされた後、1841年に設立されたビクトリア植民地最初の監獄です。当時のメルボルンの人口は、数千人の時代です。この場所は、当時はメルボルンの東北のはずれ、シティの外側だったのです。その後、徐々に拡大されましたが、1851年のゴールドラッシュの後では、3万人の人口が数年30万人に膨れ上がり、更に金塊目当てになだれ込んできたならず者の為に、受刑者は激増しました。1863年11月11日には、ビクトリア州で最初の女性の絞首刑がここで執行されました。Elizabeth Scottといいます。夫を殺害した罪です。その後、3名の女性受刑者が絞首刑になっています。

 メルボルン監獄 Phone:03 9663 7228
クリスマス、イースターを除く毎日9時半から5時までオープンしています。
公式web おとな$12.50 ナショナルトラストメンバー無料
死刑執行人ツアー。毎週月曜、水曜、金曜、土曜日の午後7時半から。夏場は、8時半から。 メルボルン監獄で絞首刑を執行された多くの死刑囚のデスマスク(Death Mask)が展示してあります。本物です。 幽霊探検ツアー。メルボルン監獄は、豪州で最も呪われた建物と云われています。幽霊必見のツアーは、毎月最終土曜日の午後9時半から深夜0時過ぎまで。超常現象専門家のダレン(Darren)が案内します。 要予約。 Ticketekで予約可能。

メルボルン監獄のビクトリア通りのはす向かいにトレードホールがあります。

 ネッドケリー Ned Kelly
メルボルン監獄で絞首刑になった168名の中で最も有名な人物は、ネッドケリーです。何度も映画化されていて、暴力的な植民地政府に反抗したケリーを称える話が多く、メルボルンの一種のアンチヒーローといってもいい人物です。ネッドケリーの父は、アイルランドからの囚人です。若くして警察官と何度も対立したケリーは、3名の警察官を殺害します。ブッシュレンジャー(Bushranger)といいオーストラリアの草原を根城に銀行を襲って資金源とするアウトローであることを仲間たちとともに宣言します。最後には有名な手作りのヘルメットと武装をして警察と戦い、ついに捕まります。 ネッドケリーの絞首刑は、1880年11月11日。Elizabeth Scottと同じ日です。ネッドケリーもElizabeth Scottもビクトリア州北西部の街Beechworthの出身です。
Beechworthcom

 ケリーは、絞首刑になった後、頭蓋骨をメルボルン監獄に展示してありましたが、その後、盗まれています。

なお、死刑囚の大半は、墓地に埋葬することを許されず、このメルボルン監獄の敷地内に今も埋められたままです。豪州で最も呪われた建物であり、今も幽霊が多く出没するゆえんです。

映画ネッドケリー公式web

Only Melbourne  Melbourne com

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