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 2021年5月23日(日）(responsive版)
Melbourne メルボルン の電力供給の歴史
スペンサー通り発電所
スペンサー通り
メルボルン
この場所の地図（Googole Map)
１８００年代後半、メルボルンは、石炭ガスの使用で近代化を進めたが、１８８０年代からは電力の使用も進められた。JAJ A Substation
シティ変電所でのパネルによる解説で電力導入の過程が明示されていた。
撮影データ Canon EOS ５DMarkⅡ 絞り優先AE 評価測光 絞りF8.0 1/200秒 ISO感度 6400 露出補正-1/3 オート
JPG レンズ EF 24－70mm f/2.8L USM 2010年7月24日14:23 板屋雅博 撮影
 １８７９年 電力は、メルボルン・クリケット・グラウンド（MCG)でVFLビクトリア・プロフットボールの試合を照らしたが、移動式蒸気エンジンでダイナモ発電機を駆動して発電した。
１８８１年以前のビクトリア電力会社（Victorian Electric Company）がオーストラリアン電力会社（Australian Electric
Company）としてラッセルプレイスに設立された。
１８８２年 ラッセルプレイス発電所（Russel Place generating plant）は、バーク通りとスワンストン通りの街灯と地元の顧客、アテナリウム劇場（Athenaeum
Theatre）などへ給電した。
 最初の公共電力供給は、英国イングランドのサリー、ゴダルミング（Godalming, Surrey）の会社（UK-Demonstration）が、スワンストン通りで、放電灯（arc
electric light）を実施した。１８８６年にAU Alcock は、コールレーン（Corr Lane）、リトルバーグ通りで一般用電力の供給を始めた。
１８８８年にラッセル通りと近隣の一般建物で街灯への給電を開始した。
１８８８年には、オーストラリア移民１００年記念万博のカールトン万博ビルディングで放電灯１０００灯とロウソクランプ２０００灯が点灯された。豪州最初の電気式トラムが万博会場で試験走行された。
同年AU Alcock は、サウスメルボルンで小型の発電所（electric generating station)を設立した。
 １８８９年にユニオン電気会社（Union Electric Company）は、ヘフェーナン・レーン（Heffernan Lane ）発電所を設置して、地域街灯と建物への給電を始めた。
１８９０年オーストラリアン電力会社（Australian Electric Company）は、新オーストラリアン電灯会社（New Australian
Electric Light Company）に名前を変えて、リッチモンドのグリーン通り（Green Street）に新中央発電所（new central
power station)を建設した。
 １８９２年にAU Alcock電灯＆動力発電会社（electric & motive power company）は、バーンリー（Burnley）で交流発電所（AC
power station）を稼働開始した。
１８９４年、メルボルン市当局（City Council）は、都心部高電圧直流放電灯（CBD arc lighting:high voltage
DC）用と街灯と近隣の民間建物の電灯用としてスペンサー通り発電所で給電を開始した。２０００ボルト交流と現地変電設備にて１００ボルト電流であった。これは現在のJA地区変電所である。
 １８９６年ビクトリア政府で電灯電力法（Electric Light and Power Act）が可決された。
１９０１年メルボルン市当局は、都心部CBDの電力供給を直流４６０／２３０ボルトに変更した。
新オーストラリアン電灯会社（New Australian Electric Light Company）とAU Alcock電灯＆動力発電会社（electric
& motive power company）は、合併して電灯＆駆動会社（Electric & Transaction
Company)となり合同してリッチモンド発電所から給電した。
 １９０２年ラッセルプレイスの建物と発電設備は、メルボルン市当局に買収され、顧客が直流４６０／２３０ボルトに変更するまで短期間、稼働された。
１９０６年、ビクトリア鉄道とノースメルボルン電気トラム＆電灯会社は、電気トラム線をオープンした。エッセンドントラムデポがマウント・アレキサンダー通りにオープンした。
電灯＆駆動会社（Electric & Transaction Company)は、メルボルン電力供給会社（Melbourne Electric Supply Company)となり、１９３０年にSEVC州電力公社（State Electricity Commission）に引き継がれた。
 １９１３年 スペンサー通り発電所で、蒸気タービン駆動（steem turbine driven)６．６KV交流発電機が従来の直流発電機と交換された。交流ー直流回転式交換機（AC
to DC rotary converters）がヘフェーナン・レーン（Heffernan Lane ）発電所に設置され、その後、ラッセルプレイスを含む他の市内変電所に設置された。
１９１９年電車がメルボルン市内を走行開始。
１９２０年代後半に、豪州家庭の１／３に電力が供給された。
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