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2006年9月7日(木)へ18時40分
メルボルン シティ バスMelbourne City Bath
スワンストン通り Swanston Streetとビクトリア通りの角。Melway 2B-E12

スワンストン通り北部の地図 Google Map


今日も真冬に舞い戻った寒い夕方でした。

シティバスといっても温泉やスパのような設備ではありません。スイミングプールというより水泳場といった雰囲気です。YMCAのような総合スポーツ施設です。設立後100を経過した歴史的な建築物です。

会社や学校帰りの人が次々にシティバスに入っていきます。


スワンストン通りをずっと北上してRMIT大学を越えてビクトリア通りとの交差点にあります。
ビクトリアマーケットも直ぐ近くです。
スワンストン通りを更に北上するとメルボルン大学になります。

この建物は、2代目です。
メルボルン シティ バスは、1860年に現在の場所に設立されました。
メルボルン市が1840年頃の設立です。明治元年(1868年)より8年も早いことに驚きます。設立、最初の年の利用者は、男性約80,000人、女性約3,000人とあります。当時は豪州でもあまり女性は泳がなかったようです。設備の老朽化に伴い、1899年に一旦は閉鎖されました。1904年に公募により二代目で現在のシティバスが建築されました。スプリング通りにある財務省ビルと同じ建築家JJ Clarkの設計です。現在の建物も既に100年以上経過しています。

当時は、男性用プールと女性用プールが分けられていました。現在でも入り口に女性用と男性用と書いてあります。もちろん現在は一般用の入場口はひとつです。
また上流階級は2階に平民は、1階に施設がありました。サウナやユダヤ教徒用のバスもありました。男女共用となったのは太平洋戦争後の1947年です。1956年のメルボルンオリンピックでの豪州選手の活躍には大きく貢献しました。
メルボルンオリンピックでの使用も検討されましたが、既にオリンピック用としては老朽化しており見送られました。
その後は、年間30万人を越える利用があります。
2階の周囲に回廊や、観客席を設けるなど日本では見られない構造になっています。右側の時計も時代を感じさせます。

City of Melbourne

メルボルンシティバスの2階の休憩コーナー。右側は、体操用の小部屋がいくつか並んでいます。左側の窓の中は、スイミングプール。市の中心街なので、周りは高層アパートなどが密集しています。
Melbourne City Baths
420 Swanston StreetMelbourne, 3000
Phone: +61 3 9663 5888
料金 プール おとな$4.70(約400円)
学生 $3.70
シティバスの利用案内
利用料金一覧表
東京の25mプールは400円程度で同じです。50mプールがある東京体育館は2時間600円です。
メルボルンは、スポーツの街の印象が強いのですが、実はスイミングプールに関しては東京の足元にも及びません。東京は、各区に最低でも1つの区民温水室内プールがありますが、メルボルンは公共プールは数えるほどしかありません。それでもそれほど満員ではありません。

マシントレーニングの施設も充実しています。メンバーになれば日本よりかなり安い料金で毎日トレーニングが出来ます。
メンバー料金
私は、メルボルンに来た当初は、よく通ってました。ここの25mプールは、片側の水深が2m以上あって泳ぎやすいのですが、問題があります。それは、ステンレス製の手すりがプールの水際に張り巡らされています。二枚目の画像参照。
これではクイックターンの歳に足が手すりに激突する恐れがあります。

メルボルンで最大のスイミングプールはアルバートパークの水泳場です。
公式Web
建物の構造が近代的なスポーツ施設とは合っていないところがいかにもメルボルンです。
正面左の煉瓦の壁も変わってます。

手前の通りは、スワンストン通りです。
このお姉さんの姿がメルボルンの一般的な自転車の理の姿です。
ヘルメットを着用。だいたい黄色の上着を着ています。これに点滅するライトが1−2個着いています。

左側の通りは、ビクトリア通りです。
ビクトリア通りを東へ登るとカールトンガーデンへ出ます。



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