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スワンストン通り北部

Church of Christ

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2008年12月30日(火)
Church of Christ
スワンストン通りとリトルロンズデール通りの交差点 (州立図書館前)
メルボルン Melbourne
この場所のGoogle地図 (航空写真)

晦日の今日は、曇りでスタートしました。昼前にはかなり強い雨が一時的に降りました。気温は20度前後です。

昨年の今日 2007年12月30日(ブロック横丁の晦日

Canon EOS 40D シャッター速度 1/200 秒  絞り F9.0 評価測光 ISO感度 100 画質圧縮率 RAW
レンズ:EF24-70mm f/2.8L IS USM

今日の為替:1豪州$=62.53円

 Church of Christ
住所:327−333 Swanston Street
建築年:1863年
建築期:ビクトリアン
建築スタイル:ネオゴシック、ゴシックリバイバル
用途:教会
建築家:チャールズウェブ Churles Webb
VHR Number:H0455

この場所には、1848年に建築されたJohn Knox Presbyterian Church(Charles Laing設計)が建っていました。
1843年にスコットランド教会が分裂したために、メルボルンのプレスビテリアン教会(長老派教会)も分裂して、ビクトリアにはいくつかの分派教会が作られました。この教会もそのひとつです。

左奥は、メルボルンセントラル。

  最初の司祭は、James Forbesです。James Forbesは、1847年のオーストラリア自由派教会の中心人物です。
1859年にプレスビテリアン教会各派は、合同しましたが、このJohn Knox Presbyterian Churchなどいくつかの自由派プレスビテリアン教会は、そのまま独立して残りました。
1861年ころ、最初の教会が古くなって倒壊の恐れがあるために、建て替えられることになりました。1863年に礎石が置かれて、新しい現在の教会の建築が始まりました。
チャールズウェブは、1860年頃から1890年にかけて活躍するメルボルンの著名建築家ですが、その初期の作品です。
1879年にJohn Knox Presbyterian Churchは、解散しました。教会の建物は、Church of Christによって1881年に購入されました。

 教会の隣にある鋳物製のベンチ。
アーティストの作品である見事なベンチがメルボルンには見られます。

この教会の建築様式は、ゴシックリバイバル様式の代表作と云えます。初期のイングランド様式を取り入れています。正面玄関にあるふたつの尖塔が見事です。
ネオゴシック、ゴシックリバイバル様式は、ビクトリア時代(1850−1900年)の代表的な建築様式です。

Church of Christ公式Web

Walking Melbourne

Victorian Heritage Register



 チャールズウェブの作品
ロイヤルアーケード(1869年)

サウスメルボルンタウンホール(1880年)

ウィンザーホテル(1883年)

スワンストン通り北部



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