シティ案内

今日の一枚へ

芸術

スワンストン通り中央

リバイアサンビルディング Leviathan Building

メルボルン百景トップ


2008年12月10日(水)
リバイアサンビルとモニュメント
リバイアサンビルディング 
Leviathan Building
スワンストン通りとバーク通りの交差点
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google Map

今日は、午前中は曇りでしたが、午後からは素晴らしい快晴になりました。しかし風が冷たく長そで、厚着の人が目立つ市内でした。

昨年の今日2007年12月10日(ヴィニャード『Vineyard』

Canon EOS 40D シャッター速度 1/125 秒  絞り数値 F13 評価測光 ISO感度 100 画質圧縮率 RAW

今日の為替レート:1A$=61.27円 

 リバイアサンビル
Leviathan Building

建築年 1918年
建築期 両大戦期 Interwar
階数 5階
建築様式 アールデコ
建築家 Harry Tompkins

Harry Tompkinsの建築作品(メルボルン)
Commercial Travellers Association(1912)
London Stores(1922)
Eastern Hill Fire Station (1893)
Victorian Artists Society (1894)
David Jones building (1930)




北東の角にある魚の作品

  リバイアサンビルの前のスワンストン通りとバーク通りの交差点には、4つのユニークな動物をモチーフにしたモニュメントがあります。
電柱の真上にありますのが、見上げてみればすぐに判ります。

リバイアサンビルは、1909年設立のリバイアサン衣料(Leviathan Clothing Industry)の本社ビルとして建設されました。同業者の英国ロンドンのWhity Buildingに刺激を受けて建築されたものです。建物の大部分は、衣料品のデパートとして使われました。メルボルンの中央部に出来た最初のデパートメントストアでした。
(マイヤーデパートの建設は、1933年。)


北東のコーナーにある羽が生えた豚の作品

 南東のコーナーにある馬の作品

同様のデパートは、プラーンのチャペル通りにムーアMoore's (1910−13)、コロッセウムColosseum(1915)が既に建設されていました。共にエドワーディアン期の作品で、バロックリバイバル様式の素晴らしい作品でした。
リバイアサンビルは、アールデコに属する作品ですが、アールヌーボー、マンネリスト、バロック、シカゴ派などのデザインを多角的に取り入れています。

リバイアサン衣料に由来するリバイアサンブランドは、現在は、アウトドア、マリン、ウォータースポーツ用品などのブランドネームとなっています。

リバイアサン公式Web

 南西のコーナーにあるタツノオトシゴの作品

ビジターセンター、ウェブサイトなどでかなり調査しましたが、現在のところ作者などは判っていません。もしご存じの方があれば、イタさんまでメールください。
itaya@iprimus.com



このページのトップに戻る

下記に『メルボルン百景』のサイト内検索機能を付け加えました。 調べたい単語を入れてみてください。ヤラ川、トラム、レストラン、ワイン、などなんでも検索できます。

inserted by FC2 system