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ニコラスビル

ルート66 Route 66

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2008年7月7日(月)
ルート66 Route 66
カテドラルアーケード(Cathedral Arcade)
ニコラスビルディング(Nicholas Building)
スワンストン通りとフリンダースレーンの交差点
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google Map

今朝は、天気予報どおりの曇りで寒い朝でした。昼間は晴れたり曇ったりでしたが、夕方から少し雨が降り始めました。まだまだ貯水量は30%も達していません。

昨年の今日2007年7月7日(週末青空市場

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 ルート66は、アメリカ大陸の北東部の大都市シカゴから南西部のロサンジェルスまで斜めにつっきる歴史的な大動脈の名前です。ルート66は、イリノイ州、ミズーリ州、カンザス州、オクラホマ州、テキサス州、ニューメキシコ州、アリゾナ州、カリフォルニア州と全2448kmの街道です。
アメリカの大動脈(The Main Street of America)、母なる街道(The Mother Road)などとも呼ばれています。ルート66は、アメリカ南北戦争の4年前、メルボルンがゴールドラッシュに沸く1857年に米国陸軍にが国内の輸送ルートを開く目的で設定を開始しました。

 ルート66を有名にしたのが、1960年に始まったテレビシリーズ『ルート66』です。
スポーツカー、シボレーコルベット(Chevrolet Corbette)のオープンカーに乗ったふたりの若者がルート66を旅していく物語です。軽快な音楽と広いアメリカの大地、豊かなアメリカの生活は、日本を含めて世界中を魅了しました。ジェームズディーン、エルビスプレスリーと共にアメリカ若者文化の象徴としてルート66が果たした役割は大きなものがあります。ジーンズ、カントリーウェスタンなどが宣伝されたのもこのころです。

 このアーケードは、スワンストン通りの向こう側にある大聖堂の名前からカテドラルアーケードとつけられました。
カテドラルアーケードの最大の特徴は、ドーム状の照明付きガラス天井にあります。メルボルンに現存する唯一のものです。

現在、人形が入っているショーケースですが、建築当時からのもので、床面のタイル、天井のガラス天井と一体化して設計建築されています。
建築当時の様式をそのままに、変更を加えることなく現在でも使用されており、1920年代のアールデコ様式を知る上で貴重なものです。
上部のガラス模様なども素晴らしいつくりです。


  メルボルンで現存する唯一のガラスアーケード天井です。ステンドガラスがメルボルンでもNo1と言える美しさです。
伝統を大切にして現代に活かすメルボルンの芸術家の真髄が生きてきます。

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