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スワンストン通り中央部

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メルボルン市議会 Council House 2

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2015年2月22日(日)
市議会 市役所 カウンシルハウス2 (CH2)
Council House 2
リトルコリンズ通り Little Collins Street
メルボルン Melbourne
この地区の地図Googole Map

スワンストン通りの中央部、メルボルン・タウンホールの隣にメルボルン市が誇る環境を重視した最新の市役所ビルがある。環境客で賑わうカフェ・リンコントロの隣にある。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/80 F10.0 ISO感度 100 太陽光 露出補正 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2015年1月24日17:24 板屋雅博撮影


市議会 市役所 カウンシルハウス2
Council House 2
住所:240 Little Collins Street
建築年:2004-2006年
設計:Mick Pearce DesignInc社
構造エンジ:Bonacci Group
建築元:Hansen Yuncken
施主:メルボルン市

オーストラリアで初めての環境目的で建築されたオフィスビルであり豪州グリーンビル委員会が認定した6つ星レーティングを獲得した。2006年8月にオープンした。

 CH2は、環境に優しく持続可能で効率的であり今後の建築物に良い影響を与える新しい建築基準であるライトハウス・プロジェクトの一環として計画された。二酸化炭素排出量を少なくして、労働者の健康を全体として改善することも目的のひとつとしている。いくつかの技術が複合して使われているが、持続可能た点が重視sれている。
バイオミミックリー(自然の知恵を学び、生かそうとする考え方)がビルのデザインに広く使われている。ビルの基本デザインは建築家のミック・ピアスで、バイオミミックリーはジンバブエのハラレにあるイーストゲート・センターで使われて成功している。
暖房、空調、冷房システムはシロアリの土塁で使われているものだ。



 2004年に市役所では老朽化する事務所の将来について大きな議論があった。郊外への移転か都心部でビルを再建するか?結局は持続可能で今後のモデルとなる環境に優しいビルを建築することになった。大きな目標としては
・エネルギーと水の消費量を抑えること
 エコロジーと気象をベースにした設計、自然光採光、冷暖房システム、Vaulted concrete ceilings、西側に配置された木製のシャッター、窓の特殊加工、水の再利用システム、発電システム、廃棄物マネージメント
・事務所環境の適正化と維持
 空気品質維持、内部環境、材料の選定
・芸術性
?Cara Jones, Hoardings
?Janet Laurence, Waterveil
?Cameron Robbins, Double Vortex
?David Wong, Roof landscape
?David Emery & DesignInc, Concierge desk
?Tom Carment, Documentation
スワンストン通り

 豪州グリーンビル委員会(Green Building Council of Australia )は環境に優しい建築を目指して設立された業界の非営利組織団体である。

世界グリーンビル委員会(公式web)

日本グリーンビル協会(公式web)

建物の建設及びその運営、廃棄に起因する全ての環境負荷低減に関する事業を行うとともに、海外との情報交換や国際交流を通して、地球環境保護及びその唱道に寄与することを目的としている。

リトルコリンズ通り。右側はビクトリアホテル。

 メルボルンの環境に優しい建築物

CERES Community Park Brunswick East
The 60L Green Building 60 Leicester St Carlton
Box Hill Hospital redevelopmen
The Green Skills Centre of Excellence Training Centre at NMIT's Epping campus
Several buildings at Swinburne University's Hawthorn campus




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