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シティバス City Baths

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2016年8月30日(木)
シティバス City Baths
スワンストン通りとフランクリン通り
Swanston Street and Franklin Street
メルボルン Melbourne
この地区の地図Googole Map

スワンストン通りの外れに印象的な赤レンガの建物がシティバスである。メルボルン初期のころ、市民の公衆浴場として作られたのは初めて現在の建物は既に110年以上の歴史がある。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/320 F9.0 ISO感度 100 太陽光 露出補正 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2016年1月23日15:12 板屋雅博撮影


シティ・バスはメルボルンの著名な建築家JJクラークと息子のEJクラーク親子が建築コンペで1位となって、設計を担当し、スワンソンブラザーズ会社が建築を行った。3つの道路に囲まれた三角形の土地を活かした設計である。シティバスは、男性と女性を分けて水浴の機会を提供した。
メルボルン初期の時期には一般市民の住居には水浴設備が設置されていなかった。市立浴場は、メルボルン市民に日々の生活に必要で重要な施設であった。1850年に現在の場所は公衆浴場用地として確保されたが、1860年に公衆浴場はオープンした。現在の建物は、1904年に完成し、ふたつの大きなスイミングプールと着替え用の部屋や個室風呂、シャワー風呂、ユダヤ式風呂、トルコ式風呂などの各種風呂の設備が整った。左右対処の正面ファサードは明らかに男性用の施設と女性用の施設を入口から区別したものであった。

 シティバスは、1900年代初頭ではメルボルン市民の人気を博したが、個人住宅の大半で浴室が備わったことなども影響して徐々に利用頻度が下がり、1940年代には荒廃してしまった。1856年のメルボルンオリンピック時には一度、人気を取り戻したが、その後は郊外に水泳用プールがいくつも建設されたこともあり、シティバスの人気は盛り返せなかった。1970年代には閉鎖や取り壊しの危険性もあったが、なんとか持ちこたえて、1981年から83年には修復作業が行われ、スパ、サウナ、スカッシュコート、ジムなどが設備された。



 エドワード期バロック様式で建設されたシティバスは、赤レンガと出っ張り部分の白い化粧用セメントの使用法で非常に印象的である。正面入り口の階段とフェンスは1981−83年に作り替えられた。当初のデザインでは1階部分でのエントランスは無かった。スワンストン通りに沿って設置されたフェンスと鋳物製の飾りはオリジナルのものから取り換えられた。





 シティバス City Baths
住所:420 Swanston Street
建設:1903年
用途:公営スイミングプールと施設
現在の用途:民間スイミングプールとジム
階層:3階
建築期:エドワーディアン
建築様式:バロック
建築家:J.J. ClarkとE.J. Clar
特徴:多色レンガ

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