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ロイヤルメルボルン豪州軍演習ホール

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2015年2月1日(日)
ロイヤルメルボルン豪州軍演習ホール
Royal Melbourne Regiment Drill Hall
ビクトリア大通り Victoria Avenue
メルボルン Melbourne
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ビクトリア通りとテリー通りが交差する三角地に大型の建物がある。メルボルンとビクトリアを防衛する陸軍の軍事施設だ。



撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先AE 評価測光 絞りF5.6 1/400秒 ISO感度 100 露出補正 オートJPG レンズ EF 24-70 mm f/2.8L USM  2015年1月21日10:10 板屋雅博 撮影


 豪州軍演習ホールは1937年にビクトリア通り連隊の為に建てられた。第二次世界大戦直前の緊迫した状況の中で、軍事施設の全体的な改善の一環として、連邦政府建設局建築家のジョージハレンダル(George H Hallendal)が設計した。ハレンダル
演習ホールはいくつかの連隊が使用できるように複合的に作られた。事務所、多目的ホール、講義室、売店、地下の射撃場、管理者ルームなどに分かれていた。第二次大戦前は連隊の訓練、演習に使われ、戦時中と戦後は各種の防衛案件の為に使用された。また戦時中は第二大隊の戦病者病院としても使用された。



 ロイヤルメルボルン連隊は1854年にメルボルンボランティア小銃隊として組織され、1927年にメルボルン市大隊に改組され、1935年にロイヤルメルボルン大隊となり、戦後の1948年にロイヤル・ビクトリア陸軍となった。
大隊は、ボーア戦争、第一次大戦、第二次大戦に従軍した。メルボルン独自の軍隊としてロイヤルメルボルン軍はメルボルン市と緊密な連携を取っている。



 ビクトリア通りとテリー通りに面した三角形の広大な敷地の上に建つ巨大な2階建ての建物である。外側は赤レンガとクリーム色のレンガが使用されている。


Onmydoorstep

テリー通りに沿って

 ビクトリア陸軍は6つの大隊から成り立っている。
第一などは豪州連邦軍での名称

ビクトリアスコティッシュ大隊(Victorian Scottish Regiment、豪州軍第1大隊)
ロイヤルメルボルン大隊(Royal Melbourne Regiment、豪州軍第6大隊)
メルボルンライフル隊(Melbourne Rifles、豪州軍第58大隊)
北西ビクトリア大隊(North Western Victorian Regiment、豪州軍第7、第8大隊)
北部ビクトリア大隊(The Northern Victorian Regiment、豪州軍第38大隊)
ヒューム大隊(Hume Regimentt、豪州軍第59大隊)

 2010年のエイジ紙によるとロイヤルメルボルン豪州軍演習ホールは再開発により解体の危機にあると伝えられている。高層アパート建築計画が発表され州政府、市政府も認可する方向。
ナショナルトラストなどは反対を表明している。

The age


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