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リトルロンズデール通り

オッドフェローズホテル Oddfellows Hotel

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2013年8月11日(日)
オッドフェローズホテル
Oddfellows Hotel
リトルロンズデール通り
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
 
オッドフェローズホテルは、スプリング通りからリトルロンズデール通りに入って5−6軒目の場所にある。メルボルン初期の頃に建てられたパブ・ホテルであり、96年間も売春宿としていた。悪名高きリトルロン地区を代表する場所のひとつであった。現在は近代的はパブとしてよみがえっている。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 絞り7.1 1/200秒 ISO感度 100 露出補正 オート PG レンズ EF 24-70mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博 撮影2010年12月16日

名称:Oddfellows Hotel
住所:33-39 Little Lonsdale Street
建築年:1853年
2階建て

最初のオーナーで種類販売免許取得は、Frederick Pearce。1890年代に入りホテルの営業は停止され、後方の部屋は中国人の家具職人が使っていた。1912年に中国人の家具職人Cheok Hong Cheongが購入し、再度、ライセンスを取得した。1948年にオーストラリア連邦政府がこの辺り一帯を取得している。オッドフェローズホテルは、建設当時の外観をほとんどそのまま保っている。

VHR File Number:B5257

 リトルロンズデール地区は、リトルロンと呼ばれメルボルンが出来た1850年代から、メルボルンで最も貧しい労働者階級が住む町であった。アイルランド、イタリア、中国、シリアなどから移民したばかりの貧しい人々が住み、スラム街であり売春と麻薬の町でもあった。1948年に連邦政府によってこの地区は取得され、1988年から考古学調査が始まった。1981年ー91年に連邦政府ーテレコムビルの建設に先だって行われた。
リトルロンの考古学的調査は、都市部の調査としてはオーストラリアで初めてのことであった。6000平米の範囲を地表から50cmの深さで調査が進められた。発掘物に関しては現在、ビクトリア州立博物館で保管され、一部は展示されている。
発掘は、ラトローブ大学のTim Murray教授とメルボルン大学の Alan Mayne教授によって行われた。

ビクトリア州立博物館

  現存するリトルロン地区の歴史的建物

17 Casselden Place 1877建築
・Oddfellows Hotel 1853年建築
Black Eagle Hotel 1850年頃建築
・Factory 25 Little Lonsdale Street 1868年
・Elms Family Hotel
・Church of England Mission
・118-162 Little Lonsdale Street
・P.N.Hong Nam  268 Exhibition St.
・Khyat and Co 76 Lonsdale Street.
・Coopers Hotel 282 Exhibition Street

リトルロン地区

  オッドフェローズホテルをパブとして再開したのは、メルボルンの業界で著名なFC Paul Gardiner とAngelo Giaccobbe。
設計は、ナギーデザイン社Nagy Design,
ADDRESS:
Building 4, Suite 52, 195 Wellington Road,
Clayton, Victoria, 3168
Phone: (03) 9574 8833

Nagy Design公式Web 


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