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クイーン通り

リパブリックタワー Republic Tower

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2015年1月6日(水)
リパブリックタワー 
Republic Tower
クイーン通り Queen Street
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google

ラトローブ通りとクイーン通りの交差点に独創的なデザインを持ち、人目を引く高層アパートメントがある。筆者も賃貸アパートとして検討したことがあるリパブリックタワーアパートメントである。今では超
高級アパートとなった。

撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先AE 評価測光 絞りF4.0 1/125秒 ISO感度 125 露出補正 オート JPG レンズ EF 24-70 mm f/2.8L USM
2013年1月17日9:22 板屋雅博 撮影



 リパブリックタワー 
Republic Tower
住所:299 Queen Street
建設:1999年
建設目的:住居 Residential (Apartments)
現在の用途:住居 Residential (Apartments)
階数:36階
高さ:122m
建設期:ジョージアン
建築家:ノンダ・カサリディス Nonda Katsalidis
建設様式:90年代モダン様式

Walking Melbourne

Republic Tower

  リパブリックタワーは、現在のメルボルンを代表する建築家ノンダ・カサリディスが設計して2000年に完成した。リパブリックタワーは、甲冑をまとった日本のサムライ戦士と評され、メルボルンの最高建築物のひとつと云われている。(2002年のメルボルン建築雑誌Coad & Place) 
35階のフロア数に87ユニットの住宅が含まれ、都心部では最初の超高層アパートメントである。
リパブリックタワーの1階角地にあるアートスペースは巨大なポスターアートを展示している。当初のスポンサーはビジブルアート基金であったが、最近はタスマニアの過去現代芸術ミュージアムである。





 ノンダ・カサリディスは、1951年にギリシャのアテネで生まれ、メルボルンに移住後、メルボルン大学を卒業し、現在、メルボルンで活躍する建築家。
建築家Karl Fenderとカサリディスフェンダー建築事務所を運営している。

カサリディスフェンダー建築事務所の主な作品。

171 Latrobe St (1991)
The Argus Centre. Latrobe St (1991)
Melbourne Terrace Apartments. Franklin St (1994)
The Malthouse, Richmond (1997)
St Leonards Apartments, St Kilda (1997)
Ian Potter Museum (1998)
51 Spring Street (1999)
Wills Tower (2002)
New Quay Apartments Docklands (2002)
リパブリックタワー1階にある中華料理店全聚徳(Quanjude)は北京ダックで有名で、北京に本店を置く中華料理チェーン店。

 HM@S Lonsdale, Port Melbourne (2003)
Conder (New Quay), Docklands (2004)
Eureka Tower, Melbourne (2006)
108 Flinders, 108 Flinders St (2010)
Museum of Old and New Art, Hobart, Tasmania (2011)
Phoenix Apartments, 82 Flinders St (2011)

現在、カサリディスフェンダー建築事務所設計によりオーストラリア108というユーレカタワーを上回る南半球で一番高い超高層ビルの計画が進んでいる。高さ319m100階建てでアパートユニット数1105個という高層ビルであり、サウスバンクに2015年に建築を開始し、2019年に完成を予定している。

オーストラリア108公式web

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