2011年12月25日(日)
スコティッシュハウス Scottish House
ウィリアム通り William Street
メルボルン Melbourne
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スコッティシュハウスは、ウィリアム通りの中心部に位置している。ウィリアム通りは、観光客や一般の人にはほとんど用事がない通りだが、重厚な歴史的な建築物が並んでいる。歴史的な建物が並び、真夏でも涼しい風が流れている。
撮影データ Canon EOS 5D MarkUシャッター速度優先AE 評価測光 絞り14.0 1/80秒
ISO感度 100 露出補正-2/3 オート JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博
メルボルンの建築物 1900−1909
ウィリアム通りをフリンダース通りから進むとかなりの上り坂になっている。コリンズ通りからリトルコリンズ通りにかけて、特に右側(東側)には、重厚な建築物が並んでいる。1900年から1915年にかけてのフェデレーション期の建物。オーストラリア連邦が1901年に成立し、メルボルンが初の首都として活躍した時代に建築された建物。民間の建築物も時代の雰囲気を表して、首都にふさわしい重厚な雰囲気を漂わせている。
スコティッシュハウス Scottish House
住所:90-96 William Street
建築:1907年
設計:Charles Debro
建築期:エドワーディアン/フェデレーション
建築様式:パラッツオ
階層:6階
用途:事務所
施主:McIlwraith McEacharn Ltd
Walking Melbourne
Victorian Heritage Register (VHR) Number H0606
Heritage Overlay Number HO755
National Trust File Number:B1883
エントランスは、2か所ある。赤い大理石の円柱が張り出している。
スコティッシュハウスは、貿易会社McIlwraith McEacharn Ltdの事務所として建築された。
フェデレーション期のオーストラリアを代表する民間大企業の本社ビルとして重要な建物だ。1階の部分にはブルーストーン、大理石、砂岩などの石材を多用して重厚な雰囲気を醸し出している。どれも高価な素材であり、施主の資金的な余裕を表している。銀行の本店を思わせる作りだ。
中央左側がスコティッシュハウス。中央右側の特徴ある建物は、クインズランドハウス。スコティッシュハウスの左側は、オーストラリアンクラブ。
クインズランドハウスもフェデレーション期の建物。
オーストラリアンクラブは、10年ほど早いビクトリア期の建物。
Charles Debroの作品
Richmond Power Station(発電所)
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