2008年7月8日(火)
ルートレッジレーン Rutledge Lane
ホッシャー横丁 Hosier Lane
メルボルン Melbourne
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今日の天気は曇り時々雨。このシーズン初めて、最高気温が10度を下回りました。朝晩の気温は4度ほどでさすがのオージーも寒いを連発しています。それでもTシャツの若者がいるのは変わりませんが。
昨年の今日2007年7月8日(ボートショー Boat Show)
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右側は、ギャラリー『Until Never』の入口。水曜日〜土曜日の12時から6時
階段を最上階まで上がる。一見、閉まっているように見えますが、開いてます。オーナーのルイーズさんは広島生まれで日本びいきの素敵な女性です。
ホッシャー横丁 Hosier Laneは、フリンダーズ通りとフリンダースレーンを結ぶ石畳の細い通りです。スワンストン通りとラッセル通りの中間にあります。セントポール大聖堂とフォーラム劇場の間です。数年前までは訪れる人もまばらなさびれた通りでした。ホッシャーレーンからコの字型の路地はルートレッジレーン
Rutledge Laneです。この通りなどはゴミ箱置場以外には使いようがない路地でした。
メルボルン市(City of Melboure)や、NGV(州立美術館)が中心になって市内の路地をストリートアートで活性化しようという試みがなされています。以前は、壁の絵は単なる落書き、邪魔者としてみなされていました。しかしこれも芸術のひとつとして積極的に見直して、都市の再生に取り入れようという運動が始まっています。いくつかの路地で試験的に実施されています。現在のところホッシャーレーンが一番の場所になっています。ホッシャーレーンとルートレッジレーンを合わせると200mほどの距離がありここがメルボルンで一番熱いストリートアートのメッカとなっています。
現在では、平日でも訪れる人が絶えない観光地となってきています。
駐車場の壁やゴミ箱でさえも立派なアートに変わっています。
City Art Project (本日のプロジェクトもあります。)
左側がホッシャーレーン。下って行くとフリンダース通り。道路には石畳が見えます。
ホッシャーレーンは、シティ(CBD)では珍しく石畳が残っています。メルボルンは、1800年代後半には世界で最も裕福な都市のひとつでした。ゴールドラッシュの資金で都市を作っています。そのころの都市の遺構がたくさん残っています。この石畳もそのひとつです。古いものを大切にするメルボルンですが、さすがに石畳は実用的でないので、使いようのない路地以外は、シティで見かけることはほとんどありません。その意味でもホッシャーレーンがいかに使いようがないさびれた通りであったか判りますし、昔のメルボルンを知ることができる路地とも云えます。
Laneway Commissions
スクールホリデーなので街で遊ぶ少年たち。右側は駐車場の入口。
ホッシャーレーンは、これからのメルボルンを知るひとつの手がかりになる重要な示唆を与えています。
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東京神田にメルボルンカフェ ペレのエスプレッソがオープン。
ビクトリア州政府観光局、AFLジャパンと共催して楽しい企画を実施予定!!
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