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エアーショー2009

複葉機 Biplane

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2009年4月3日(金)
複葉機 Biplane
アバロン空港 Avalon Airport
ジーロン Geelong
ビクトリア Victoria
この地区の地図Googole Map

朝は、多少、良い天気でしたが、昼過ぎには真っ暗になるほど低い雲が垂れこめ、午後には激しい雷雨となり3時間ほど断続的に降り続きました。

昨年の今日 2008年4月2日(マルバーン トラムデポ

画像は、3月15日(日)

会員専用追加画像(20枚)入会無料。
疾走するトヨタ、マクラーレン、ルノーの車体(横)の画像。

飛行機は、揚力によって機体を浮き上がらせて空中を飛ぶ。
翼の上の面と流れる空気の早さと、下の面を流れる空気の流さは、異なる。
上の面の空気の方が早く流れる。
この時に、流れの面に対して、垂直方向に力が生まれる。これが揚力である。ヨットの場合も同じで、セールの外と内側の流れの差があり、ここで揚力が発生する。
揚力は、機体速度が速いほど大きな力が働く。飛行機が滑走路を走って行って十分な速度に達した時に離陸する理由だ。又は、広い面積の大きな翼ほど大きな揚力を得ることが出来る。

飛行機は、1903年12月17日にアメリカノースカロライナ州にて、ライト兄弟によって史上初めて有人飛行を行っている。この際に、使用されたものは、複葉機である。
初期のエンジンは、重量の割にはパワーが小さく、十分な揚力を得る速力がなかった。
そこで翼を2枚張りにして翌面積を稼ぐことになった。ライト兄弟は、自作ながらも風洞実験を行って揚力の発生を確認している。 1911年2月20日には、オーストラリアで初めての飛行機の飛行実験がメルボルンの西13kmにあるアルトナから75km離れたジーロンまでJ J Hammond によって行われた。この時ももちろん複葉機が使用されている。

アルトナ桟橋参照

 複葉機は、翼を2枚持つが、風の流れを干渉しあう。また翼と翼の間には、強度を持たすためにワイヤーなどが張りめぐらせてある。このため揚力は、単純には2倍にならず、逆に障害物の多さによって速力が上がらないなどの弊害が多く内在している。
このため早い時期から単葉機が開発され始め、1912年にはフランスで実用機が開発されている。

エアーショー2009

撮影データ
Canon EOS 5D MarkU絞り優先AE シャッター速度 1/4000秒  絞りF4.0 評価測光 ISO感度 400 太陽光 画質圧縮率 sRAW2
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM +1.4x

  飛行機が発明されてから、わずか11年後の1914年に第一次世界大戦がヨーロッパで始まり、飛行機は、戦闘機や爆撃機として使用されている。イギリス、フランス、ドイツ、ロシアが戦争用の各種飛行機を開発したが、この当時は複葉機が主体であった。


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疾走するトヨタ、マクラーレン、ルノーの車体(横)の画像。

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