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ジロントップ

ジロン駅 Geelong Railway Station

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2012年6月03日(日)
ジロン駅 Geelong Railway Station
ジロン Geelong
ビクトリア Victoria
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ビクトリア州第二の都市ジロンの駅は、車社会の現在でも、利用客は多い。メルボルンシティの駐車場の料金が高いために、シティで働く人は、列車を利用してメルボルンへ向かう。ジロンは、ワーナンブールなどビクトリア州の西部に向かう鉄道網の拠点でもある。歴史的にもジロン駅は、重要。

撮影データ Canon EOS 5DMarkU 絞り優先AE 評価測光 絞りF10.0 1/80秒 ISO感度 400 露出補正 太陽光 JPG レンズ EF 24−70mm f/2.8L USM
2010年12月28日板屋雅博 撮影

ジロン駅は、ジロンーメルボルン鉄道会社によって1857年に建設された。ジロン駅は、同年にオープンしたジロンーメルボルン路線の終点駅であり、メルボルン側の終点駅は、北メルボルンにあるニューポートであった。1959年にシティのスペンサーストリート駅まで延長された。同路線の支線として、スペンサー道路駅ーウィリアムタウン線も開設され、メルボルンから西部地区への交通が格段に便利になった。ジロンーメルボルン鉄道会社は、1860年にビクトリア植民地政府によって接収され、ビクトリア鉄道会社となった。ビクトリア鉄道会社は、1859年から1983年まで存続。本社は、スペンサー通り67番地
1,600 mm の広軌と762 mm の狭軌、1,435 mmの標準軌などが使われた。
762 mm の狭軌の代表は、パッフィンビリー
パッフィンビリー

ゲージ  ゲージリスト

1857年に建設された当初は、4本の線路、3つの駅舎であった。1876年に西部のコーラックまで路線が延長された。その頃、駅舎も改装され、機関車用の整備工場も設けられた。現在の駅舎は、1877年から1881年にかけて建設されたもの。1800年代の駅舎が残っているのは、バララット駅とジロン駅のみ。写真に見えるように連続するふたつの屋根とその下の5つのプラットフォーム、駅ビルなどから成っている。ふたつの屋根の下に陸橋があって、各プラットフォームへ通じている。自動車や馬用の乗り込み口が現在も存在するが、使用はされていない。駅ビルには、待合室、食堂、発券事務所などがあり、1990年代に現在の配置となった。

ビクトリア州遺産 V1604 H0215 
ナショナルトラスト B6093

建築:1877年から1881年
建築様式:ゴシック、クラシカル
駅ビルの床には、ブルーストーンが使用され、駅ビルには、多色レンガを使用している。このデザインは、1870年代のメルボルンの主要駅には良く見られた。

ジロン鉄道 

ジロン トップ

現在は、Vラインの主要駅として存在感を増している。
V/Line trains
Warrnambool - Melbourne via Ballarat Geelong - Melbourne Warrnambool - Melbourne via Apollo Bay & Geelong Adelaide - Melbourne via Horsham, Ballarat & Geelong Casterton - Melbourne via Hamilton & Warrnambool Mount Gambier - Melbourne via Warrnambool & Geelong

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