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グレートオーシャンロード
ロンドンアーチ London Arch
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２００８年１月２１日（月） ロンドンアーチ London Arch グレートオーシャンロード ビクトリア Victoria この場所の地図（Googole Map) 昨日の雨の影響で、メルボルンは、最高気温２０度と寒い週のスタートを迎えています。しかし雨の中、オーストリアオープンテニスは大いに盛り上がっています。今週から中盤戦です。 昨年の今日２００７年１月２1日（） グレートオーシャンロードは、メルボルン ビクトリア州ではナンバーワンの観光地です。豪州全体でもエアーズロック、グレートバリアリーフと並ぶ名所のひとつです。メルボルンビクトリア州の世界遺産は、カールトンガーデンとロイヤルエキジビジョンガーデンが建築で登録されています。グレートオーシャンロードは未だ登録されていません。しかし雄大な自然と難破船の歴史を考えると、世界遺産に登録される日も近いと考えられます。 オーストラリアは、１７７８年にシドニーのボタニー湾に囚人を載せた英国海軍の軍艦が到着したことに始まります。囚人の流刑地として殖民が始まりました。シドニーに続いてタスマニアにも囚人の輸送が始まっています。当時は、風を動力源として帆船です。六分儀で北極星の位置を確認して緯度を確認する方法です。東西方向又は南北方向へ直線で進むしか航法はありません。英国から来る場合は、貿易風の関係で、まず南米のリオデジャネイロへ向います。次に英国領であった南アのケープタウンで、食料などを積み込んだ後で、真東の豪州を目指します。１ヶ月の船旅のあとで、最期に待っているのが魔のバス海峡、すなわちグレードオーシャンロードです。 バス海峡は、南極海からの強風が吹き込む場所です。六分儀で位置を測っていたとはいえ、正確な位置を知ることはかなり困難でした。夜や、低気圧の中で、見晴らしがきかない場合、陸に近づき過ぎて座礁していったのです。更にメルボルンで１８５１年にゴールドラッシュが始まりました。１年間に１０万人もの移民が始まりました。当時の船は、１００人程度しか乗れません。毎日、数隻の帆船がメルボルンを目指して、この海を通過するという状態になます。 結果として難破船の数も激増する事態になりました。 難破船から漸く脱出してこの砂浜まで逃れてきた遭難者も高さ５０ｍ以上もある断崖絶壁を登りきることができた人は稀でした。 このページのトップへ
グレートオーシャンロードは、メルボルン ビクトリア州ではナンバーワンの観光地です。豪州全体でもエアーズロック、グレートバリアリーフと並ぶ名所のひとつです。メルボルンビクトリア州の世界遺産は、カールトンガーデンとロイヤルエキジビジョンガーデンが建築で登録されています。グレートオーシャンロードは未だ登録されていません。しかし雄大な自然と難破船の歴史を考えると、世界遺産に登録される日も近いと考えられます。
オーストラリアは、１７７８年にシドニーのボタニー湾に囚人を載せた英国海軍の軍艦が到着したことに始まります。囚人の流刑地として殖民が始まりました。シドニーに続いてタスマニアにも囚人の輸送が始まっています。当時は、風を動力源として帆船です。六分儀で北極星の位置を確認して緯度を確認する方法です。東西方向又は南北方向へ直線で進むしか航法はありません。英国から来る場合は、貿易風の関係で、まず南米のリオデジャネイロへ向います。次に英国領であった南アのケープタウンで、食料などを積み込んだ後で、真東の豪州を目指します。１ヶ月の船旅のあとで、最期に待っているのが魔のバス海峡、すなわちグレードオーシャンロードです。
バス海峡は、南極海からの強風が吹き込む場所です。六分儀で位置を測っていたとはいえ、正確な位置を知ることはかなり困難でした。夜や、低気圧の中で、見晴らしがきかない場合、陸に近づき過ぎて座礁していったのです。更にメルボルンで１８５１年にゴールドラッシュが始まりました。１年間に１０万人もの移民が始まりました。当時の船は、１００人程度しか乗れません。毎日、数隻の帆船がメルボルンを目指して、この海を通過するという状態になます。
難破船から漸く脱出してこの砂浜まで逃れてきた遭難者も高さ５０ｍ以上もある断崖絶壁を登りきることができた人は稀でした。