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 2012年12月31日(月）
ワーナンブール駅
Warrnambool Railway Station
ワーナンブール Warrnambool
ビクトリア Victoria
この場所の地図 Google Map
グレートオーシャンロードの西の拠点にワーナンブール駅がある。鉄道ファン必見の名駅である。自動車全盛の現在だが、メルボルンの歴史の中で、ワーナンブール線が活躍した事実は見逃せない。
撮影データ Canon EOS 5D シャッター速度優先AE 評価測光 絞り13.0 1/125秒 ISO感度 100 露出補正 -1/3 太陽光
JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2011年2月2日午後18時28分板屋雅博撮影
ことしもメルボルン百景を応援していただき、ありがとうございます。
 ワーナンブール駅は、メルボルンから西へ２９６ｋｍの場所にある。グレートオーシャンロードの西の折り返し地点として人気が高い場所である。グレートオーシャンロードの中の都市としては最大であり、スーパーマーケットなどの生活設備も充実している。更に西にはポートフェアリー、ポートランドの町もあるが、一般的にはワーナンブールが西の拠点と考えられている。
鉄道のワーナンブール線は、メルボルンのＶラインによって運営されており、平日と土曜日にはサザンクロス駅との間を３往復、日曜日には２往復の列車がある。
プラットフォーム数：１ サザンクロス駅行
 ワーナンブール市内には、Sherwood Parkというもうひとつの駅がある。
２００６年に１１５万ドルをかけて建設されたもので、ディーキン大学（Deakin University ）ワーナンブール校の最寄駅として作られた。簡単な待合場所はあるが、無人駅。
ワーナンブール駅からポートフェアリー駅まで、鉄道路線はあるが、現在のところ列車は運行されていない。
 現在の駅舎は、１８９２年に現在の場所Merri Streetに沿って建てられた。
この場所は、１８８０年代には、トラム路線として使われていた。（馬で引いていたと思われる。） 現地の海水浴施設もこの場所にあった。
１８９０年にはBreakwater線が完成。１９２５年には貨物倉庫（Goods Shed)がが火災で消失した為に、新しく作られた。
最初の列車は、１８９０年に到着し、それまで陸の孤島であったワーナンブールがメルボルンに繋がることになり、人や物の流れが一変した。それまでの駅馬車による輸送が、早く、安く、大量に動くことになった。ワーナンブールの主に農業林業製品が、ジーロンやメルボルンから輸出されることになり産業としても大きな転換期となった。
 ワーナンブール駅舎は歴史の中で、少しずつ変化が加えられ、比較的良好なコンディションである。しかしこれまでの補修は、十分ではなかった。駅長住居と。第二ガスマネージャー住居は駅の裏側にあるが良好な状態である
鉄道輸送は、第二次世界大戦までは輸送の主役であったが、戦後は急速な自動車の普及により主役の座を降りている。
Warrnambool Station Final Report (pdf)
 ワーナンブールは、西ビクトリアへのバス路線の拠点でもある。
主な行き先。ハミルトン（Hamilton）, マウントガンビア（Mount Gambier）, ポートランド（Portland）, ポートフェアリー（Port
Fairy）, バララット（Ballarat）, ホールズギャップ（Halls Gap ）経由でアララット（Ararat）、ジーロン （Geelong）.
グレートオーシャンロード
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