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2007年1月4日(木)(今日の一枚へ戻る)
ポートフェアリー Port Fairy
Great Ocean Road
ビクトリア Victoria
Melway 626−C8 道路地図

Melway 626−C8

今日のメルボルンは、予報どおり32度まで気温があがりました。
午前中は、晴れていて気持ちの良い夏の日差しでしたが、午後は、少し曇ってきました。

撮影は、12月24日です。前日は、大雨、ヒョウが降り、暖炉で薪を燃やすなど、真冬の寒さでした。年末のこの時期としては記録的な寒さです。
ポートフェアリー(Port Fairry)は、グレートオーシャンロードの西のはずれにあります。一般には、ワーナンブール(Warranambool)がメルボルンからのツアーは西のはずれですが、更に28kmの地点です。メルボルンからは290kmになります。

人口は、2500人ほどの街で、漁業と観光が主な産業です。
街中を流れるモイネ川(Moyne River)がこの街のシンボルであり生命線でもあります。この地域は、もともとはアボリジニの部族であるKnarn Klak族が住んでいました。
ポートフェアリーの名前は、James Wishart 船長が飲料水を探してモイネ川を調査した際に、自分の船『 Fairy』号から 名前をつけました。1827-28年のことです。初期のポートフェアリーは、あざらし漁や捕鯨の基地として栄えました。捕鯨基地があった島は、所有者の名前から現在は、グリフィス島(Griffiths Island)という名前です。しかし鯨の乱獲のために、漁獲高が激減し、1840年代には捕鯨基地は閉鎖されました。

ポートフェアリー歴史協会

その後、牧畜業、羊毛業で繁栄し、1857年には人口は、2000名強と現在とほぼ同規模に拡大し、ビクトリア州ではメルボルンに続く第二の街となりました。

グレートオーシャンロードの別名を遭難海岸(Shipwreck Coast)と言いますが、ポートフェアリーの界隈でも、多くの外洋船が沈没しています。有名なものだけでもEssington、Thistle、Lydia、Socrates、Eliza、Sarah Louisa の6隻が沈没しています。

ポートフェアリーの大きな特徴は、観光です。メルボルンから車で4−5時間と日帰りには厳しいのですが、バケーションで数日から1週間ほど滞在するには最高の場所です。海やビーチ、川辺、農村地帯、ワイナリーなど、日ごろメルボルンの都会生活では味わえない自然の生活を満喫できます。


小さな街ですが、観光が一番の産業とあって宿泊設備は十分に整ってます。街にもレストランや洒落たカフェがたくさんあります。

キッチンが整ったアパートメントタイプ
一戸建てのタイプもあります。1泊$100−150。1週間で借りると割安です。30軒以上あります。

B&B
どこの宿泊設備も個人でやっているところが多く、大手の経営はありません。オージーの手料理は朝食以外はまったく期待できませんので、B&Bが無難です。

ホテル&モーテル
ホテルといってもレストランが付いていないところが多いの確認が必要です。

バックパッカー&YHA
コテージ
ペットがOKの宿またはペットがいる宿
キャラバンパーク

風車で井戸から水をくみ上げています。
人口2000名ほどの小さな街です。車で数分も走れば(歩いても)、直ぐ郊外です。牧草地帯が広がっています。メルボルン郊外と違い、グレートオーシャンロードの海岸地帯はまだ雨がそれなりに降っており、灌漑用水もほどほどに確保されています。

スーパーマーケットなどは、隣のワーナンブールまで車で20分ほど行けばたくさんあります。
ポートフェアリー市が所属するMoyne Share市の公式Web

ポートフェアリー案内
Visit Victora
メルボルンからワーナンブールでは列車で。ワーナンブールからはバスで行けます。バスの時刻表

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