2012年2月05日(日)
マッドアイランズ Mud Islands
ローズバッド Rosebud
モーニントン半島 Mornington Peninsula メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
メルボルン湾(ポートフィリップ)の開口部に近い場所にマッドアイランズがある。自然が豊かなメルボルンを象徴する保護区だ。
撮影データ Canon EOS 30D 絞り優先AE 評価測光 絞り20.0 1/100秒 ISO感度
100 露出補正 オート PG レンズ EF 24-70mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博 撮影2011年1月
ローズバッドの海岸から、フィリップ湾の中北西へ15kmほど船で向かった場所に、マッドアイランズがある。
外海であるバス海峡から船で、フィリップ湾へ入ってくると正面にマッドアイランズがあり、ここで西航路と南航路に分かれる。
マッドアイランズ周辺は、水深が非常に浅い。
マッドアイランズは、3つの島で形成されている。周辺を浅瀬のラグーンで囲まれており、潮汐によって海上に出たり隠れたりする。ラグーンは、2500平米の広さがあり、1961年にラムサール条約による自然保護地区に指定されている。ラムサール条約は、水鳥などの湿地の生態系を、保護する国際条約。
ラムサール条約
マッドアイランズには、日本やシベリアなどの北半球からも渡り鳥がやってくる。
ペリカン、とき(Ibis)、あじさし(Terns)、ヘラサギ(Royal Spoonbills,)、うみつばめ(Storm-Petrels)、かもめ(Silver
Gulls.)などがマッドアイランズで繁殖している。。
ラグーンに群生する海藻は、多様な海洋生物の棲みかとなり、また食べ物となり非常に貴重。
1992年にNPOボランティアグループが作られ、マッドアイランズの保護を進めている。2月から11月まで毎月、クインズクリフに午前9時40分に集まり、午後4時半に解散。チャーターボートでマッドアイランドへ向かい保護活動を実施している。
年会費$10、ファミリー会員$15。
マッドアイランズ
Wikipedia
モーニントン半島トップ
フィリップ湾には、たくさんの保護区がある。
ポートフィリップ海洋州立公園(Port Phillip Head Marine National Park 39平方Km)は、スワンベイ(Swan
Bay)、マッド島(Mud Island)、ポイントロンズデール(Point Lonsdale)、ポイントネピアン(Point
Nepian)、法王の目(ポープスアイ Popes Eye)、ポートシーホール(Portsea
Hole)などに分かれている。
スワンベイは、メルボルン湾の西側の先端クイーンズクリフの近くにある。
ポイントロンズデールは、バラリーン半島の先端クイーンズクリフのすぐ南側だ。
ビクトリア州最初のコリンズ大佐の移民団から逃げ出した囚人ウィリアムバックレーが32年間もアボリジニと一緒に暮らしていた場所。
ポイントネピアンは、メルボルン湾の東側の突端にある。フェリー乗り場があるソレントからずっと西へ行った場所。
法王の目(ポープスアイ)は、やはりクイーンズクリフとソレントの中間地区にある岩礁。
ポートシーホールは、モーニントン半島ポートシーの近くにある海底の穴の名称で、ダイバーに有名な場所。
このページのトップへ
|