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2009年7月9日(木)
T&G ビルディング 
コリンズ通り Collins Street
マレー通り Murray Street
ホバート Hobart  
タスマニア Tasmania
この場所の地図Google

今朝のメルボルンは、晴れてはいたが気温は、8度とこの冬、一番の冷え込みとなった。明日から週末にかけて天候は、崩れる見込み。

昨年の今日 2008年7月6日(ルート66 Route 66

Canon EOS 40D 絞り優先AE シャッター速度1/250秒  絞りF7.1 評価測光  ISO感度 100 太陽光 画質圧縮率 JPEG  レンズ EF-s17-85 f/4-5.6L IS USM

左側の通りがコリンズ通り。
右側の通りがマレー通り。

コリンズ通りは、メルボルンの中心部にも同じ名前の通りがある。どちらもデビッドコリンズ大佐を記念した通りだ。
デビッドコリンズ大佐は、ビクトリアの最初の植民者で、1803年に400人の囚人と共にモーニントン半島の先端、ソレント(Sorrento)へ殖民を開始。
しかしソレントでは良質の水源が発見できずに1804年5月に撤退。
その後、コリンズ大佐は、タスマニア島のホバートへ同じ5月に到達して植民を開始している。

T&G Mutual Life Society は、写真の建物上部に記されているように、1876年に設立された保険会社。
オーストラリア、ニュージーランド各地に事務所を持っていた。
1920年代から1930年代にかけてメルボルン、ビクトリア州を中心としてオーストラリア各地に事務所を展開した。
ちょうどアールデコの時代にあたり、優美なビルは、オーストラリア中に広まった。
どこのオフィスビルも目抜き通りのコーナーに建設され同じような時計タワーを持っている。
T&G相互生命保険会社は、1983年にNational Mutual Life Assosicationに合併されている。

 アールデコの美しさは、近代的なビルに1920−30年代のモダンな感覚を取り入れたところにある。大量生産のスタートの時期にあたりアメリカの時代を感じさせる。
建築物ではエンパイアステートビルに代表される。
直線をベースに曲線を組み合わせたものが多いがT &Gビルは、直線を多用している。


オーストラリア各地のT&Gビル
メルボルン 現KPMGビル
ジローン Geelong
ミルデュラ Miludura 
ホバート 写真のビル
Horsham

 コリンズ通りは、マックオーリー通りと並んで東西方向に伸びる中心通りのひとつだ。ホバートには、10階以上の高層建築は少ない。

ホバートT&Gビルは、1938年に建設された。今でもホバートの中では十分に高層建築として目立っている。

撮影は、2008年2月

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