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ホバートガスカンパニー Hobart Gas Company

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2009年1月13日(火)
ホバートガスカンパニー
Hobart Gas Company
マックオーリー通り Macqarie Street
ホバート Hobart タスマニア Tasmania
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今朝も曇りで15度ほどで若干、肌寒さがありました。しかし午後からは、30度を超えて36度まであがりました。明日は、39度の予定です。

昨年の今日 2008年1月12日(夏の夜の夢

Canon EOS 40D シャッター速度 1/640 秒 絞り F11 太陽光 評価測光 ISO感度 400  画質圧縮率 RAW
レンズ:EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM

今日の為替:1豪州$=59.82円

ホバートガスカンパニーは、ホバートの街灯用のガスを供給するために1854年に設立されました。
石炭を蒸し焼きにする過程で発生するガスを利用して街灯の燃焼源としたものです。
ガスの生産や、ガス供給のパイプラインなどは、全て英国、米国などからの輸入です。技術者や技術要員なども全てイギリスから招いていました。タスマニアで最初のガス会社は、この場所に作られました。
ホバートガス会社は、1841年のシドニーAustralian Gas Light Company 、1850年のメルボルンMelbourne Gas & Coke Company に続いて豪州及び南半球で3番目の設立です。
主任ガス技術者は、William Falconerと経験あるScot技師が英国より招かれ、その後、ロンセストンやラトローブでもガス会社を設立しています。

メルボルンメトロポリタン ガスカンパニー

 ガス燃焼エンジン工場
1800年代は、石炭火力を直接、エネルギーに変えて使う時代です。石炭火力で水蒸気を起こして使う蒸気機関が一般的です。しかし石炭ガスや、石炭を加工して作るコークスガスなども大量に使用されました。

石炭ガスは、街灯以外にも家庭用の燃料としても用いられ、需要が大きくなり、工場も拡張されました。1890年代に入り電力がより効率的なエネルギーとして普及をはじめ、ホバートガス会社は、1894年に発電所を設置しました。その後、不景気の時代になり、石炭の枯渇、消費者が電力をより好むようになり、ホバートのガス灯は、1978年に停止され、ガス会社にあった重要な産業遺産は、消失しました。現在でもガス燃焼室(エンジンハウス)、事務所ビルは現存しています。

Tasmanian History

 事務所棟
尚、アデレードでは、the South Australian Gas Companyが1861年に、ブリスベンでは、 Brisbane Gas Company が1864年に、パースでは、Perth Gas Company と Fremantle Gas and Coke Company 1880年代に設立されています。

ガス灯を最初に産業用に使用したのは、英国のウィリアムマードック(William Murdock)で1790年代のことです。マードックは、ワットの蒸気機関工場の技術者でした。石炭火力エネルギーを改良する技術の過程で、石炭ガスエネルギーの利用法に着目したものです。

エレルギーネットワーク

 Hogs Breath Cafe
2 Macquarie Street
Hobart TAS 7000
Ph: (03) 6236 9955


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