2009年6月10日(水)
ウェリントン山と小川
Mt Wellington Revulet
エリザベス通り
Elizabeth Street
ホバート Hobart
タスマニア Tasmania
この場所の地図Google
今日のメルボルンは、昨日に続いて雨、あられ。風も強く、真冬の気候であった。
昨年の今日 2008年6月10日(女王誕生日 クイーンズバースデー)
撮影:2008年2月
ホバートのエリザベス通りは、市内唯一のアーケード商店街であり、最も繁華な通りだ。大きなビルは無いが、古い建物に洒落たカラーリングの建物が軒を並べる。
観光客も多いので、お土産物屋も数軒ある。
お土産屋シティ
Soubenir City
カフェ ボージャングル
Cafe Beaujangles
カフェ、ケーキ屋 フェニックス
Phoenix
Canon EOS 40D 絞り優先AE シャッター速度1/400秒 絞りF6.3 評価測光 ISO感度
100 AWB 画質圧縮率 JPEG レンズ EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM
正面に見えるのが、ホバートの象徴でもある標高1271mのウェリントン山(Mt Wellington)だ。
最初にこの地を探検したのは、1790年代のフランスや英国の探検家たちだ。メルボルンのフリンダース通りに名を残すマシューフリンダース(Matthew
Flinders)もこの地を訪れている。その頃、この山は、テーブルマウンテンと名付けられていた。
1832年に、英国がナポレオンをワーテルローの戦いで打ち破ったことを記念して、英国陸軍将軍の名前を取ってウェリントン山に変更された。
1836年には、世界一周の途中であったチャールズダーウィンもウェリントン山に上って、その著書『ビーグル号の航海』に書き残している。
右側の手前に地下を流れる小川の記念場所がある。
このあたりには、Revuletと呼ばれる小川が流れている。(現在は地下を流れている。)この小川は、ウェリントン山から伏流水となって流れてきたもので、ホバートに1804年にやってきた最初の移民たちの主要な飲み水となった貴重なものだ。
その後、粉ひき用やビール、蒸留酒用、各種産業用の水源となった。
その後、残念ながらこの水源は、汚染が進み、健康に問題がでるようになり使用を中止された。
美しいタスマニアでさえも、無制限に人間が入ると汚染が進むことが判る。
ホバートには、いわゆる繁華街がほとんど無い。モールの中心部にある交番もどことなく暇そうである。
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