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女性囚人刑務所 Ross Female Factory

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2008年8月12日(火)
女性囚人刑務所 Ross Female Factory
ロス Ross 1号線
ミッドランド Midland
タスマニア Tasmania
この場所の地図 Googole Map

今日も変化が激しい曇り時々雨に一日でした。気温はさほど下がりませんでしたが、小雨がちらつき風も強い日でした。

昨年の今日2007年8月12日(グレンフェリー Grenferrie

ユニティング教会(メソジスト教会)ロスの町に産出する砂岩を使った建築です。1885年建築。ステンドグラスが美しい。

女性囚人刑務所。
1848年から1854年にかけて、囚人女性とその赤ん坊を収容した刑務所がありました。女性囚人たちは軽工業に従事したので女性工場(Female Factory)とも呼ばれていました。ロスの町は羊毛産業の町です。羊毛を処理する各工程で女性囚人たちは使われていました。女性囚人たちが服役中に更に罪を犯したばあの懲罰房も別棟にありました。その場合は、独房に供えられた洗い場で洗濯の重労働を強いられました。教会のチャペルも備えられて悔悟の場所に当てられました。
現在、石造りの小屋は、女性囚人の監督官や刑務官の住居です。
囚人房は、左側の空き地の部分に建っていました。1854年に女性刑務所が閉鎖されたのは、英国が女性囚人の海外追放を停止したからです。大半の女性囚人は、軽微な罪により追放されてきています。

 左側の丘には、トップ画像のユニティング教会がロスで一番見晴らしが良い丘の上に建っています。この教会の内部には、John Coburn 作の『人生の木(Tree of Life)』がかけてあります。地元産ウールで織られたタペストリーの傑作です。
John Coburnの作品は、シドニーオペラハウス、米国首都ワシントンのケネディ-センターにあります。

左側の建物は、1908年のDrill Hallです。ロスの町は、豪州連邦軍が常駐する訓練基地でもありました。Drill Hallでは新兵などの訓練の場所になりました。1901年の豪州連邦が成立して以降、連邦軍の基地がタスマニア島に多く作られました。日本など、アジアからの侵略の脅威に備えるためです。
右側の建物は、1830年に建築された大英帝国駐留軍司令官の住居です。

 タスマニアンウールセンター(ビジターセンター)

ロスの街の案内書と共に歴史資料館博物館となっています。ロスの産業の中心であった羊毛の歴史、初期の定住者、囚人移民者、遺跡などの資料があります。

羊毛製品など地元のお土産、手作りの品々もあります。

公式Web


 ロス郵便局
1896年建築 外装材は、砂岩。
玄関ポーチアーケードにある鋳物製の屋根飾りが美しい。
お土産物も販売しています。
玄関前に砂岩の置いてあるのは、昔も今も郵便局は馬でやってくる人が乗り降りしやすいように置いてあります。
昔の郵便切手販売機や、古い郵便ポストなども見どころです。

ロスの中心部

ロス橋 The Ross Bridge

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