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ビクトリアマーケット


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2006年12月28日(木)へ

ビクトリアマーケット(Queen Victora Market) 中央通り
Melbourne
Melway 2B−B12

年末年始休暇に入り、すっかりお祭り気分のビクトリアマーケットです。
駐車場は、買い物客の車で順番待ちです。



ラクダ(Camel)の見世物
ビクトリアマーケットには、ラクダの見世物が日曜日などに時々、やってきます。
オーストラリアは、らくだの輸出国です。むかしオーストラリア大陸の探検隊用や、鉄道や道路の建設時の作業用にラクダを輸入しました。最初は、1840年にカナリア諸島から輸入しています。BurkeとWillsの豪州内陸横断では、24頭が輸入されました。
約12,000頭のラクダが輸入されましたが、その後、建設作業などに使われなくなり、砂漠に放されました。現在の推定生息数は、60万頭以上です。50%が西豪州、25%が北部政府直轄地(Northern Territory) 、25%がクイーンズランド州の西部と南豪州北部の砂漠地帯に生息しています。ラクダは、輸出用の他に、食肉用、毛皮、オイルなどの産業用にも広く利用されています。

Camels Australia 公式Web

明日、12月29日(金)がメルボルンでは仕事収めになります。
年末年始の公的な祝日は、1月1日だけです。大半の企業は、カレンダー通りの休日です。一部の製造業で、工場の保守点検のために数週間から1ヶ月程度の休暇を取る場合があります。
多くの会社員は、クリスマスから各自の有給休暇を利用して年明けまでの連続休暇に入ってます。連続休暇を取っていないのは既に有給休暇を全部、使い切った社員くらいのものです。豪州では有給休暇は一般には年間に20日です。日本との大きな違いは、有給を使用しない場合には、会社がその分を給料として支払うことになります。それも退職するまで蓄積していって、退職する日の時給で支払います。これが法律により定められています。従って会社は、社員により早く休暇を取ってもらいたいのです。

ビクトリア市場の中央通り 北方面
左側が野菜売り場、右側がフードコート

豪州では、2週間連続休暇を年に2回取ることは、可能です。実際には、2週間程度の長期を1回と、クリスマス前後などに数日など中期を数回、取ることが多いようです。更にロングサービス休暇といって10年以上勤務した人は、通常のの有給休暇とは別に、数週間の連続休暇が会社から与えられます。これも法律により規定されています。今年の法律により、更に強化されました。

お祭りモードのビクトリアマーケット

豪州は、労働者に有利な社会になっています。もともと人生をエンジョイする人たちですが、法的にまた社会的に守られているわけです。
年末及び年始のあいさつ回りなどという風習は、もちろんありません。

豪州では、合理性を非常に大切にします。
無駄な時間は極力使わないようにするのが仕事上の礼儀でありし、当然のことなのです。挨拶は、eメールで一行で十分です。

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