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Fire Writing  炎の魔術師

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2008年6月21日(土)
Fire Writing  炎の魔術師
イグナイト Ignite at Docklands
ウォーターフロントシティ Waterfront City
ニューキー プロムナード
NewQuay Promenade  ドックランド Dockland メルボルン Melbourne
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今日も丸一日、曇っていました。気温は13度から11度と低い気温です。
こういう日は、家にじっといたいところですが、メルボルンではいろんなイベントをやっています。

昨年の今日2007年6月21日(歳末セール(追加画像)


 Ms Anna Lumb アンナ ラムさん

メルボルンは、ストリートアーティスト(大道芸)は、市当局に登録すれば、小学生でも可能です。シティのいたるところで見かけることができます。現在では大道芸をパフォーマンスアート、芸人をパフォーマンスアーティストと云います。その中でも路上でパフォーマンス(演技)を行っているアーティストは、ストリートアーティストです。道路に絵を描く人、似顔絵かき、派手な化粧をして台の上にじっと動かずに留まっている芸、数々の種類の音楽バンド、手相、人相、人生相談、ジャグリングと呼ばれる玉やこん棒をくるくる回す芸、サーカス系の芸人、体育会系の演技、会話で笑わせる芸、ありとあらゆる芸人が世界中から稼ぎにやってきます。
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 火を使った芸人も多くやってきます。
火吹き男や、火を使ったリンボーダンスなどいろんなバリエーションがありますが、この芸は、Fire Writingという名前の芸です。
火を使った芸は、古代から見られますが、パフォーマンスとして発達したのは、それほど古いことではありません。20世紀の後半と言われています。現代では灯油をベースにして燃焼促進剤が配合した特殊燃料を使っています。これがないと黒鉛やにおいがひどくてとても人前で出来ないからです。しかし燃料費が高騰している現状ではこの芸の数は減っているかもしれません。


 大道芸人は、古くは古代エジプトや古代ローマの時代から中世、近世とずっと存在していました。市場など人が集まる場所には必ず芸を売って生計をたてている芸人がいました。大道芸を大掛かりな組織でやっているものが移動式のテントを持ったサーカスであり、サーカスから離れてひとり又は数人で行っているのが大道芸と見ることもできます。定住することなく市を求めて移動していく流れものの生活です。ヨーロッパの移動の民、ジプシーや、ユダヤ人などとも関係しています。ヨーロッパの長い戦争の歴史もその背景にあると考えられます。芸のひとつひとつを辿っていくと、面白い歴史的事実に到達することでしょう。

メルボルンの芸術



 炎の軌跡。明るさとの関係で、カメラのピントを合わせることは困難ですが、面白い画像が撮れます。
メルボルン市(City of Melbourne)主催の冬のドックランドのフェスティバルですが、来週末まで続きます。

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