2008年1月16日(水)
反捕鯨の旗手 シーシェパード Seashepherd
ドックランド Dockland
メルボルン Melbourne
この地区の地図Googole Map(航空写真)
(この地図にシーシェパードが写ってます。)
今日は、移り変わりが激しい一日でした。午前中から昼までは曇ってましたが、午後には、一転して快晴。夕方からは強い風が吹いてきて、空の半面は、曇り、半面は快晴という不思議な天気でした。
雨は、降りません。気温は、25度ほどです。
昨年の今日2007年1月15日(ワイナリーキースラー Keasler)
この画像は、10月10日に撮影したものです。
メルボルンのドックランドを本拠地とするこの真っ黒に塗った船は、Farley
Mowatと言います。シーシェパードという団体の船です。この船が有名なのは、反捕鯨の為に積極的な活動をしているからです。
現在、オーストラリアは、世界の中で最も強硬に捕鯨に反対しています。
また捕鯨国の中でも日本の捕鯨活動が、『科学的調査』という皮をかぶって実際には商業捕鯨をしているとして厳しく非難すると共に、豪州政府中枢部から、全新聞、一般市民にいたるまで反捕鯨の姿勢を取っています。
中でもこのシーシェパードは、世界でも最も先鋭的な活動をしています。
今日も日本の捕鯨船に接近して乗り込むという成果を上げています。
(レーダーは日本製のFurunoを使用。)
日本がまだ鎖国していた1800年頃、英国や欧州からたくさんの捕鯨船が豪州へ来ていました。その一部は、日本近郊へ現れ、結果として日本の開国へと結びついています。グレートオーシャンロードに点在する港町の多くは、捕鯨の港として栄えました。ワーナンブール(Warrnambool)、ポートフェアリー(Port Fairy)、ポートランド(Portland)などです。
メルボルンが成立して10年目の1845年までに豪州全土で、26000頭のクジラを捕獲しています。
いくつかのクジラは、ほとんど絶滅状態にまで減少してます。(これはコアラなども同じです。)
クジラの激減により豪州では捕鯨産業が減少、衰退しました。
豪州の捕鯨史
シーシェパードは、見学可能です。
日本人だと言っても特にいやがられることはありません。
かえって丁寧に案内してもらます。艦内ツアーは、午後5時までです。
予約は不要です。
シーシェパード公式Web
GreenPeace公式Web
うしろの赤い旗には、『Stop Japanese Whaling』と書かれています。
艦内ツアーのお客さんに説明をする係員。まだ寒い時期ですが、オージーらしく裸足です。
ドックランドもモニュメント
最近もいろんな新しいモニュメントが出来ています。シーシェパードも段々とドックランドの光景に溶け込んできました。
ドックランドトップ
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