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東アジア青少年大交流プログラム JENESYS

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2010年5月6日(木)
東アジア青少年大交流プログラム
Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths (JENESYS) Programme
Alumbra Central Pier
ドックランズ Docklands
メルボルン 
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2009年のジェネシス計画で日本を2週間に渡って訪問した高校生たち。広島、新潟、札幌など1名づつ各地へ派遣された。たどたどしい日本語で説明してくれた。

撮影データ
Canon EOS 5D MarkU 絞り優先 スポット測光 絞りF4.0 1/60秒 露出補正 ISO感度 2000 AWB 画質圧縮率 JPEG レンズ EF 24-70 mm f/2.8L USM 発光


 オーストラリアの青少年を全額、日本政府の負担で日本へ招こうというジェネシスプログラムの2010年度計画がスタート。ブリスベン、シドニー、パースなどオーストラリア全土で、順次、発足パーティが行われているが、メルボルンでは5月6日(木)にドックランズ、セントラルピアで開かれた。
2010年計画では、オーストラリアから46名の学生と4名の先生が日本各地へ12月3日から16日までの2週間、派遣される。この事業は、ニュージーランド、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、インド、その他の国でも同時に行われる。オーストラリアが最も派遣人数が多い。ジェネシスプログラム参加国から一斉に日本に集まり、一同に会した後、全国へ散らばる。

 今日の発足会には、日本人教育関係者も招かれた。若い日本語の先生方。

ジェネシスは、2007年にスタートし、これまでにオーストラリアから720名の学生と72名の先生を日本に派遣した。ほぼ全額、日本政府の負担であり、ひとりに対する負担額は、約$8000 (65万円)。

昨年、日本へ派遣された高校生たちは、トイレの便座が温かかったこと、温泉が素晴らしかったことなどを興奮した面持ちで語った。オーストラリアからだけでなく、東南アジアの同世代の青年たちと一緒に、語り合ったことなども大きな刺激になった模様。

ジェネシスプログラムや、日本語教師などの草の根の活動がオーストラリア人の日本理解を促進していることは間違いない。

 左からYuji, Carol, Leo
右のレオは、昨年、日本を訪問したメルボルン大学の学生。

ジェネシスプログラム応募資格
申請時に15歳から18歳のオーストラリアの高校生であること。又はオーストラリアの高校教師であること。又は青少年国際文化交流において経験あるリーダーであること。
申請者は、原則的にオーストラリア市民であること。このをプログラムの目的を理解し、同意すること。日本でのホームステイを希望し、適応することが出来ること。日本語での日常会話を進んで使うこと。過去、同様のプログラムに参加したことがないこと。

申請は、インターネットで申請すること。

http://www.afs.org.au/

 今日の発足会には、AFS日本協会から高津副委員長や、シドニーからAFSオーストラリアのメンバーが参加。メルボルン日本領事館からもメルボルン日本領事館の伊坂剛広報文化センター所長らが参加。

わずか2週間の体験ではあるが、親や友人から離れ、たったひとりで異国で暮らす体験は、人生のかけがえない宝であり、日本を理解する基礎となる。

メルボルンには、日本語がうまいオージーが多数、存在する。日本を理解し、日本文化を愛する人々が多いのも、世界で一番と云っても過言ではない。それは、このようなプログラムを熱心に推進している人々がいるからに他ならない。

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