メルボルンシティ案内

ノースメルボルン

Bev & Mick's Backpackers Victoria Hotel

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2006年11月2日(木)へ
19時20分

Bev & Mick's Backpackers
ビクトリア ホテル Victoria Hotel
ノースメルボルン North Melbourne

Melway 2B−A11

今日は朝から激しい雨となりました。傘をさすほどの雨は、メルボルンでは月に1回ほどですが、今日はもっと激しい雨でした。激しい雨というのはメルボルンでは3ヶ月に1回ほどです。それでも午後4時ころには上がって夕方は雲はあるものの良い天気になりました。

昨日までの画像

↓この下に追加画像があります。

ノースメルボルン(North Melbourne)は、ビクトリア通り(Victoria Street)を西へ進みクイーンビクトリアマーケットを通り過ぎたあたりにあります。昔、栄えた地区ですが、今はちょっとさびれています。
それでいて味のあるお店がたくさんあります。サウスヤラ、ブランズウィック、ライゴンに負けないどころが、もっと面白いお店がたくさんあります。
このお店も街角に何気なく立っていますが、中は面白い構造になっていて若い人で賑わっていました。

Bev & Mick's Backpackers
ビクトリア ホテル Victoria Hotel

312 Victora Street North Melbourne
Tel:03-9329-7156

椅子に座っている女性が、オーナーのBevです。家族で3軒のバックパッカーのお店を経営しています。まだ時間が早いのにビールが進んでいる様子です。話好きのおばちゃんです。バックパッカーホテルの魅力は世界中から旅人がやってきてお店に来るのが毎日楽しいと言ってました。

このビクトリアホテルの建設は、1863年です。明治維新の激動の時代です。メルボルンは歴史の浅い都市です。しかしこんな古いホテルが今でもまったくの現役として活躍しています。


ノースメルボルン(North Melbourne)は、メルボルン建設のごく初期の1840年代から開発が進みました。1850年代には周辺の地区と同様に労働者の街として栄えました。多くの小規模工場があり、そこで働く、主に単身の若い男性の移民が多く住む街でした。メルボルンの労働者の街には必ずといっていいほどオーストラリアンフットボールチームがあります。1869年にノースメルボルンフットボールチーム、カンガルーズ(Kangaroos)が設立されました。


ノースメルボルンは、1900年代に入って移民労働者の街として、スラム化する時期がありメルボルンの東南部に住む中産階級以上の人々は近づかない街になりました。しかし1990年代以降は、メルボルン市によるビクトリアマーケットの近代化と、もともとシティに非常に近いという立地の良さによりエロル通り(Errol Street)を中心としてカフェ、レストランなどがたくさん出来てきて魅力ある街に変身しました。

さすがにホテルというだけあって内部、奥の方までテーブルやいろんな設備があっていろんな楽しみ方が出来ます。バックパッカーホテルの滞在者でしょうか、たくさんの若者がたのしんでいました。

このバックパッカーホテルの場所ですが、ビクトリアマーケットの北の角からビクトリア通りを挟んで真向かいにあります。

お店の入り口にあるジュークボックス。
この手のパブでは、まだいまのところタバコはOKのところが多いようです。しかしまた法律が厳しくなってきています。来年には全て禁煙になるということです。
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