当初は、日曜日の礼拝は、屋外で行われましたが、簡単な木造トタン貼りの仮教会が建設されました。日曜日の礼拝以外の平日には子供たちの学校として使われました。決まった名称は、ありませんでしたが、あだ名は、『オタンダ人のオーブン』と云われました。トタン屋根のため、夏場は、極端に暑くなったからです。本格的な木造の教会が建設され、セントマリー教会と名付けられ1856年8月15日にオープンしました。
セントマリーの名前を持つ教会としてはビクトリア植民地では最初の教会です。現在の石材を使った教会は、1858年10月に建築が始まりました。完成には5年を要しました。
建築年:1858−1860
建築期:ビクトリアン
建築家:Lord Tayler
建築様式:ゴシックリバイバル Location:
163 Howard Street NORTH MELBOURNE