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ノースメルボルン

ノースメルボルン鉄道駅 North Melbourne railway station

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2016年4月10日(日) 
ノースメルボルン鉄道駅
North Melbourne railway station
ノースメルボルン North Melbourne
メルボルン Melbourne
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ノースメルボルン鉄道駅は、メルボルン都市部の北西部に位置して、ビクトリア州の西部地区や北部地区への拠点駅として重要な駅であり、歴史的にも重要な駅である。クレイグバーンCraigieburn、フレミントンレースコース Flemington Racecourse、サンバリー Sunbury、アップフィールドUpfield,、ウェリビーWerribee、ウィリアムズタウンWilliamstownなどの各路線への乗換駅である。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先優先AE 評価測光 絞り 2.8 1/6400秒 ISO感度250 露出補正 -1/3 オート JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博 撮影2015年1月24日 14:15

最初に開設されたのは、ウィリアムズタウン線とエチューカ鉄道線(サンバリーまで)で1859年1月13日にオープンした。最初の旅客駅はプラットフォーム2本で同年1月6日であり、現在の第六プラットフォームである。メルボルン中央部のスペンサー通り駅(現サザンクロス駅)までの延伸が完成したのは1886年のことである。現存するエッセンドンまでの低レベル路面路線は1923年まで使用されたが、高レベル線は1924年に完成した。ノースメルボルン鉄道駅舎は、1886年に6プラットフォームで作られ、4プラットフォームに建屋があり、女性用トイレ数個、女性用待合室1か所があった。当時の建築物は3つのプラットフォーム駅舎、傾斜ランプ、駅をまたぐ陸橋などが残っている。

発見窓口と駅長室は第一プラットフォームの傾斜ランプ入り口前に設置された。鉄道線をまたぐ橋は元来は念入りな装飾を施した石材を使った道路用の橋であった。
新しい駅ビルは傾斜ランプの上に1974年建設された。1886年建築のプラットフォーム建物群は赤レンガの上にクリーム色の煉瓦で模様がつけてある。どの建物もベランダ(1階部分の屋根が張り出した縁側の空間)を持ち片持ち梁がプラットフォームの上部を片持ち梁が傾斜ランプの上まで続いている。各ベランダは、あまり目立たない鋳物製のレース模様が施されている。傾斜ランプも1886年に赤レンガで建設され煉瓦のアーチで支持されている。ランプの下には部屋があるが、保存状態は良くない。

 ノースメルボルン駅を通った最初の列車はウィリアムズタウン線であった。マウントアレキサンダー&マレー川鉄道会社(サンバリー駅まで)は1859年1月13日にオープンした。現在の6プラットフォームを持つ現在の駅は1886年6月9日にオープンした。都市近郊用列車待機場がシティループプロジェクトの一環としてノースメルボルン駅の近くに1973年にオープンした。各待避線を結ぶ歩道橋がマコーレイ(Macaulay)メンテナンスセンターと共にこの頃、オープンした。列車洗浄工場と追加待機場がメルボルンに作られ1995年に操業を開始した。


2009年に完成した新駅舎

 北側コンコースの駅ビルは、1974年に建設された。
南側エントランスに新しい駅ビルの建設、エスカレーター、エレベーター、身障者用設備などの設置でを含む近代化計画が2007年5月に36百万ドルの資金でスタートし、2009年11月に完成した。
2013年12月にサザンクロス駅からサウスケンジントン駅への直通ルートが開通したために、ジロン・ワランブール線鉄道がノースメルボルン駅へは経由しなくなった。 バララット、アララット、ベンディゴ、スワンヒル、エチューカ線への列車も2014年11月に経由を停止した。

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