2008年5月29日(木)
ビショップスコート 司教公邸 Bishopscourt
イーストメルボルン East Melbourne
メルボルン Melbourne
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今日のメルボルンは、久し振りに晴れていい天気となりました。気温も17度と快適な秋の一日でした。週末にかけて良い天気が続きそうです。
昨年の今日2007年5月29日(カイネトン Kyneton )
場所:84−122 Clarendon Street
建築:1849年−1853年
建築期:ジョージアン (Georgean) 建築スタイル:ビクトリアン イタリアン様式 (Victorian
Italianate)
建築家:Newson & James Blackburn
ビショップコートは、イーストメルボルンでは最古の建築物、メルボルンでも1850年以前の建築物は数えるほどしか現存していません。ビショップコートは、アングリカン教会のトップである司教及び大司教の館として建築されました。メルボルン原産の高価なブルーストーンをふんだんに使用しています。
当時のアングリカン教会の大聖堂は、フラッグスタッフ公園の西側のセントジェームス教会 St
James Churchだったので、司教は、メルボルンの反対側まで徒歩又は馬車で通っていました。
メルボルンにおける英国国教会の最初の司教であったチャールズペリー(Charles
Perry)が1848年にこの場所を選定しました。
ビショップコートは、1874年から1876年まではビクトリア植民地総督公邸でもありました。それほど格式がある建築物でした。
1874年以前のビクトリア植民地総督公邸は、トゥラックハウスです。
トゥラック駅参照
軒下通路(Pilasterとベランダ)がしつらえてある点も独特の形式です。
ビクトリア州政府資料(pdf) 4ページ
北側のレンガ作りの増築部分は、1903年にWalter Butlerによって設計されたものです。その部分にもブルーストーンの建物がありましたが、建て替えられました。
ビクトリア州遺産 No H0027
メルボルンより数十年、歴史があるシドニーやタスマニアでは、ジョージア時代の建築物は多く残っていますが、メルボルンにはゴールドラッシュ前のこの時代の建物は、ほとんど残っていません。
ジョージア時代の主な建築物
セントジェームズ教会
Royal Terrace
Bishopscourt
Heidelberg School of Art
セントジェームズ教会は、メルボルン歴史散歩に収録しています。
The Age紙によるとこの歴史的建築物は、所有者のアングリカン教会によって約12億円で売りに出されているということです。
The Age
イーストメルボルントップ
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