2012年10月28日(日)
連邦政府役所群 Commonwealth Offices
4 Treasury Place
イーストメルボルン
East Melbourne メルボルン Melbourne
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スプリング通りの旧財務省ビルの後ろ側に州政府の建物が1ブロック、10棟ほどが立っている。東端の建物は、豪州が独立して最初に建設された連邦政府事務所であり、当時の首相官邸でもあった。
撮影データ Canon EOS 5D シャッター速度優先優先AE 評価測光 絞り 11.0 1/125秒
ISO感度100 露出補正 -1 太陽光 JPG レンズ EF 70-200mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博
撮影2011年1月29日
連邦政府役所群 Commonwealth Offices
住所:4 Treasury Place
建築年:1912−1914年
建築時期:エドワーディアン
建築様式:エドワーディアン バロック
Edwardian Baroque
建築家: John Smith Murdoch
建築時用途:事務所(連邦政府役所)
現在の用途:事務所(州政府役所)
階数:5階建て
2002年にKene社が改修工事を実施。
施主:州政府
費用: 1600万ドル
Perrott Lyon Mathieson
Sinclair Knight Merz
受賞:Heritage Architecture Award 2002, Australian Institute of Architects
Kane社サイト
1901年にオーストラリアが英国植民地から独立し、メルボルンが最初の首都となったが、事務所は植民地時代の事務所を間借りしていた。この建物は、連邦政府としては最初のビルであり、ここに政府役所が入居し、当時の連邦政府首相の執務室もあった。強化コンクリートで頑強に作られ、最新鋭の防火構造を採用している。
建築様式は、格式高い英国式エドワーディアンバロック。隣接するトレジャリープレイスの政府建物群にも調和するデザインである。エドワーディアンバロックは、フェデレーションフリースタイルとも云われメルボルンでは稀である。他の例としては、フリンダース駅に一部採用されている。
Walking Melbourne
トレジャリープレイス4番地は、政府建物群の中では、一番東側にありトレジャリーガーデンと、フィッツロイガーデンに面している。
財務省公園
フィッツロイガーデン
なお、2010年に原口総務大臣がメルボルンを訪問した際に、筆者が原口大臣のインタビューに列席し、大臣から名刺をもらったのはこのビルの1階である。
原口大臣
イーストメルボルン
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