シティ案内

今日の一枚へ戻る

ホーソントップ

グレンフェリー Grenferrie

メルボルン百景トップ


2007年8月12日(日)
グレンフェリー Grenferrie
ホーソン Hawthorn
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

今日もメルボルンは、雲が多くパッとしない天気でした。気温も10度前後で肌寒く、時折、小雨が降るという天候でした。それでも青空も見えていましたので、市内の場所によっては晴れているところもありました。

昨年の今日2006年8月12日(セントキルダのカフェ)

Presbyterian Church (1863年)
グレンフェリーは、地区(サバーブ)ではホーソンの中心部です。メルボルンからまっすぐ東へ5kmほど行った場所にあります。
フリンダース通りを東へ行くと、フィッツロイガーデンのあたりで、Wellington Streetに名前を変え、リッチモンドで、Brigde Streetに成り、ホーソンでバーウッド(Burwood)に成ります。Grenferrie Streetと交差する場所がグレンフェリーの街です。
メルボルンシティを取り巻く5km−7kmの周辺部をミドルリング(Middle Ring)と呼びます。ミドルリングは、街が出来上がって100年を経過しており中産階級が住む成熟した町であるのが特徴です。もちろん現在では地価が上がって高級住宅街です。

グレンフェリー グルメ ミート
肉屋さんですが、店前でのソーセージなどの焼いてくれるのが名物です。

ホーソンの町は、メルボルンが始った1835年から2年後の1837年にヤラ川沿いに測量が実施されています。グレンフェリーの辺りは、農地として1843年に測量が実施され、販売もそのころです。その頃の建築物は、Church of Christ(ゴシックリバイバル様式 1853年)、ホーソン小学校(1853年)があります。鉄道は、隣のバーンリー(Burnley)からホーソンまで1861年に延長されました。1860年にホーソン市が成立しています。その当時の人口は、3000名ほどです。定住開始から20年で順調に街が成長している過程がわかります。敬虔なクリスチャンが多く、現在も多くの1860年代から1890年頃に立てられた教会が現存しています。

グレンフェリー通りのコールズ

1880年−1900年頃のホーソンは、セントキルダと並んで高級住宅街として有名でした。多くの私立高校が建てられており、現在も名門の私立学校が数多くあります。1916年に電気式のトラム路線が開通していますが、それまでは鉄道馬車が走っていました。メルボルンへ鉄道とトラムという2系統の路線を得て、ホーソンはメルボルンの郊外きっての街へと成長します。各種の軽工業や、製造業、販売店がバーウッド通り沿いに軒を並べていました。

トラムでは16番で行きます。

ヘイグチョコレート。本店は、アデレードですが、メルボルンでも名門です。
ヘイグチョコレートの直ぐ裏に、グレンフェリー楕円競技場(オーバル)があります。オーストラリアンフットボール(AFL)のホーソンフットボールクラブのホーム競技場です。同クラブは、1873年に設立されました。オーバルの直ぐとなりにGrace Park テニスクラブがあります。名門テニスクラブで、メルボルン公園にその名を残すMargaret Smith Court女史(年間グランドスラム達成)など数多くの豪州トップの選手を排出しています。私の知人もここのメンバーです。
第一次、第二次世界大戦の不況の時代にも人口は順調に増え40,000人に達しました。

ホーソンの歴史

ビクトリア時代の街並み
現在でもビクトリア時代の家が多く残ります。メルボルンでは同じ家に住み続けることは稀です。新しく購入した人も内部は近代的に新装しますが、概観はそのままを残します。

近くにはSwinburne工科大学があります。

このページのトップへ

下記に『メルボルン百景』のサイト内検索機能を付け加えました。 調べたい単語を入れてみてください。ヤラ川、トラム、レストラン、ワイン、などなんでも検索できます。

Google
WWW を検索 ”メルボルン百景”を検索

当ページに記されている内容の信頼性に関しまして、筆者は責任をもっておりません。ご注意ください。
当ページ及び付属のページに記載されている内容や画像を無断で複製・転載・使用することを禁じます。
当サイトは、ホームページ、ブログなどにリンクフリーです。リンクされたら下記までご連絡ください。
Copyrights (C) 2005-2006 Melbourne Hyakkei All Rights Reserved.
Please contact to itaya@florigene.com.au

inserted by FC2 system