2008年3月19日(水)
カフェ マート Mart
メルボルン F1 グランプリ
ミドルパーク Middle Park メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
このところ気温が日替わりのメルボルンですが、昨日クールチェンジして当分涼しい日が続きそうです。朝からの快晴でしたが、夕方は、多少、雲が出てきました。
昨年の今日2007年3月19日(ライムリック アームズホテル )
暖炉を壁に埋め込みダクトは外側を通すメルボルンではエドワード期の建築物によく見るタイプです。
メルボルンF1グランプリは、3月16日です。
トラム ミドルパークの駅は、アルバートパークのちょうど中間点にあります。メインスタンドがある1番ゲートに近いために、一番の込み合うトラム駅になります。
トラムには、普通は駅はありません。シティには通勤、ビジネスでの利用が多いために屋根付きのトラムストップがあり、最近では待ち時間なども教えてくれる掲示板が備わっています。ミドルパークの駅は、昔は鉄道の駅でした。
オーストラリアで最初の鉄道は、1854年に開通したメルボルンのフリンダースストリート駅とポートメルボルン駅(ステーションピア駅)を結ぶ4kmのポートメルボルン線です。メルボルン&ホブソン湾鉄道会社によって運営されましたが、同社によって2番目に開通されたのがセントキルダ鉄道路線です。1857年に開通しました。当時は、まだフリンダースストリート駅の名前はなく、メルボルンターミナル駅と言っていました。
天井に置いてあるのは、ガスバーナーです。もうすぐ点火するシーズンがやってきます。
セントキルダ線は、ヤラ川は、サンドリッジ橋を通るなど、ポートメルボルン線と同じ線路を使いますが、途中で分岐してセントキルダまでの4.5kmの距離を約30分で走ります。ポートメルボルン線には、途中駅はありませんが、セントキルダ線には、サウスメルボルン、アルバートパーク、ミドルパークの三つの中間駅が出来ました。
フリンダース駅とポートメルボルン駅は、開業当時とはまったく姿を変え、アルバートパーク駅、セントキルダ駅はモニュメントを残して無くなってしまいました。
ミドルパーク公式Web
正面に見えるのは、F1の正面ゲートと各F1チームのピットです。
午前中のイベントが行われていますが、急がずあわてず、まずはカフェでコーヒーを楽しむのが、メルボルンっ子のたしなみです。
鉄道建設当時には、この辺りの南側には、湿地帯(ラグーン)があり、そこを避けるために、海岸線は通らず、内陸部の高台(エメラルドヒル=サウスメルボルンの別名)を通っています。1876年にアルバートパークに沿ってカンタベリー通りが出来ました。その頃から人工が増え、ラグーンは消滅し、海岸通りのビーコンケーブ通りが1879年に作られています。
メルボルンの初期のビーチ地帯として観光地化され、多くのエドワード期の建築が残っているため、地区全体が保存地域に指定されています。
シティからトラムが到着しました。F1観戦のお客さんがたくさん降りてきます。
F1のチケットを持っている人は、無料でトラムに乗れます。改札員(インスペクター)は、F1期間中は、乗車していません。
2008 メルボルン F1グランプリトップ
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