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ビッグストアー The Big Store

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2007年9月3日(月)
ビッグストアー The Big Store
チャペル通り Chapel Street
プラーン Prahran
この場所の地図 Google Map

今日は一転して冬に戻りました。午前中は、昨日に続いて快晴の素晴らしい天気でした。午後から段々と曇ってきて、夕方には冷たい雨が降り出しました。最高気温も13度までしか上がらずに、寒い一日でした。夕方の会社帰りの時間帯には、みなさん急ぎ足で帰っていきました。

昨年の今日2007年9月3日(モレル橋)

 ビッグストアー The Big Store。
プラーンには、歴史的な建築物がたくさん残っています。その中でもひときわ目を引くのがこのビックストアーのビルです。
1902年のエドワーディアン期(Edwardian)の建築です。建築スタイルは、アールデコ(Art-Deco)です。
1901年に豪州が英国より独立し、メルボルンが最初の首都になりました。1800年代後半にゴールドラッシュと続く経済の発展によりメルボルンは、世界でもトップクラスの富裕な都市に変貌していました。その中で、当時、欧米で流行していた大型のショッピングセンター、いわゆるデパートメントストアーが次々に誕生しました。当時、メルボルンのシティには既に1850年代からの古い建築物が多く建っており、建築スペースがありませんでした。そこでメルボルンの富裕層が多く住み、また比較的建築スペースがあったチャペル通りに多くのデパートやショッピングセンターが建築されたのです。

コールズ(Coles Supermarket)
メルボルンを代表するマイヤー(Myer)がメルボルンに出来たのは1911年のことです。それよりも9年早くビッグストアーは、この地に開業しています。残念ながらビッグストアーは、1968年に閉店しました。その後、Colesが入居しているのは、歴史の皮肉です。しかしMyerは、2006年に米企業に買収されました。またコールズは、2007年に西豪州の企業Westfarmersに買収されています。
場所:チャペル通りとマルバーン通り(Malvern Street)から少し1ブロック南に下った場所にあります。チャペル通り、Wattle Street、Cato Street、Chatham Streetに囲まれた場所です。

 リカーランド Liquorland
コールズグループが展開する酒類ディスカウントマーケットです。多くはコールズスーパーマーケット又は、グループのバイロ(BI-LO)スーパーマーケットに併設されています。コールズが展開する酒類チェーン店には、ビンテージセラーズ(Vintage Cellars)があります。こちらはワインを中心に販売しています。

Liquorland公式Web

Vintage Cellars公式Web

 ビッグストアーの裏側。左側のビルは、1914年建設のプラーンセントラル(Charles Reads Emporium) です。現存するビッグストアーは2号館です。一号館は、この駐車場の場所に、2号館と同じ規模の建物が建っていました。壁に掘り込んである文字。
Chapel Street Prahran, The Big Store
Drapery (カーテン、織物)、Clothing(衣類)、Boots & Shoes (ブーツと靴)、Hosiery(靴下)、Grocery(食料品)、Ironmoncery(金物類)、Bed(ベッド)、Carpets(カーペット)、Furnishings(家具、調度)。まさにデパートであったことがわかります。

この駐車場の南西コーナーにカフェバブルがあります。

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