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プラーンタウンホール

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2007年10月18日(木)
プラーンタウンホール
Prahran Town Hall
Prahran
メルボルン Melbourne
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今日のメルボルンは最高気温25度とまた暖かくなっています。今週末は天気となりそうです。

昨年の今日2006年10月18日(ティーハウス)

 プラーンタウンホール
場所:チャペル通りとグラベル通り
Chapel and Greville
建築:1861年
建築期:ビクトリアン
建築スタイル:ビクトリアン イタリアン様式
(Victorian Italianate)
建築家:Crouch & Wilson

Crouch & Wilsonは、メルボルンの成立初期の頃に活躍した建築家でゴシック様式の建築を多数、残しています。

タウンホールは、その後、拡張されています。1888年にはシティホールが追加されています。中央の時計台は、1890年に市庁舎となり、市議会ホールとして建築されました。建築家:Charles D'Ebro

ビクトリアンイタリアンは、1800年代後半にメルボルンの資産家たちの間で流行した建築様式です。17世紀のイタリアの邸宅を模したものです主にはセントキルダ通り、サウスヤラ、セントキルダ、トウラックの住宅に見られます。ボタニカルガーデンにある総督邸が代表例です。
窓やひさし部分に鋳物製の飾りを多様しています。また円柱を多く使っています。プラーンのタウンホールもビクトリアンイタリアン様式を良く表しています。
タウンホールには、Crouch & Wilsonが得意としたルネサンス様式のデザインも取り入れられています。


 この角から右側がグラベル通り Greville Street(一枚目の画像にタウンホールが見えてます。)

Crouch & Wilsonの作品
Prahran Town Hall
Primary School No 1467
Royal Institute for the Blind
East Melbourne Synagogue
Victorian College for the Deaf (ベルギービールが入居している建物)


W Class Tram
1923年にメルボルンに当時の最新型として導入された型式ですが、現在では最も古い型式となりました。60年以上に渡ってメルボルントラムの標準でした。Wクラスにはいくつかの型式があり、W2、W6などが続きました。現在ではリッチモンド、プラーン、セントキルダを結ぶ78番、79番ルートを走っています。
W Class Tram 公式Web

Charles D'Ebroの作品
(1888) Princes Bridge
(1891) The Winfield Building
(1901-1902) Former Gollin and Company Building Bourke Street
(1907-1908) Scottish House William Street
(1891) The Richmond Power Station.

チャペル通りとプラーンの街

1994年にプラーン市は、マルバーン市と合併して、Stonnington市となっています。プラーンのタウンホールは市庁舎としての役割は補助的なものになり、セールやイベントなどの用途に使われています。

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