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プラーン鉄道駅 Prahran Railway Station

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サンドリンガム線

乗り物の歴史


2018年9月24日(月)
プラーン鉄道駅
Prahran Raiilway Station
サンドリンガム線
プラーン Prahran
メルボルン Melbourne
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プラーン市場やサウスヤラ地区、ウィンザー地区への玄関口として利用頻度は高い。1860年に建設された当時の姿をそのまま残している。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/500 F6.3 ISO感度 100 オート 露出補正-1 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2018年1月19日10:54 板屋雅博撮影


プラーン駅は、サンドリンガム線の駅である。サンドリンガム線は、シティのフリンダース駅から南東方向の郊外を結んでいる。オープンは、1860年12月22日。開業当時は、グリベル通り( Greville Stree)駅と称されていたが、1867年1月にプラーン駅と改称された。
機械腕木式信号機が取りつけられたが、1979年10月にプラーン駅とウィンザー駅の間にライト式信号機が取りつけられて、腕木式信号機は廃止された。




 ブライトンビーチ線のビクトリア鉄道駅の中で、プラーン駅は、建築当時の姿を残す貴重な駅舎である。特筆されるのは、駅構内の建物の両端まで伸びる列車待合用のベランダは、ブーム期の標準タイプのものである。一部の小規模な改造以外は、建設当時の姿を残している。最近、ペンキを塗りなおしたが、妥当な色合いである。



 マルバン歴史協会(Malvern Histrical Society)によると1905年12月に蒸気機関バスがプラーン駅からマルバンまでの運行に導入された。6台のケロシンを燃料として蒸気エンジンバスが英国から輸入された。最大速度は、時速30kmであった。7ヶ月間、運行され、月間平均56,000名の旅客を運んだ。



  バスは、メルボルンからプラーンまでの列車の到着に合わせて運行されたが、機械の不具合が多発して、直ぐに運行時間を維持することが困難になった。1906年6月に運行は廃止された。自動車での輸送への物珍しさへの人々の興味は直ぐに薄れ、不規則なバスの運行に不満が溜まり、より信頼性が高い馬車を使用するようになった。




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