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サウスメルボルントップ

コトル・オン・コヴェントリー Cottle On Coventry

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2012年8月21日(火)
コトル・オン・コヴェントリー 
Cottle On Coventry
サウスメルボルン South Melbourne
メルボルン Melbourne
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メルボルンは、カフェ文化がヨーロッパ並みに進化している。サウスメルボルンのコトル・オン・コヴェントリーは老舗の焙煎店であったが、最近、カフェに進出してきた。イタさん一押しの焙煎店+カフェを紹介する。

撮影データ Canon EOS 5D シャッター速度優先AE 評価測光 絞りF20.0 1/100秒 ISO感度 320 露出補正 太陽光 JPG レンズ EF 70-200mm f/2.8L USM
2011年2月7日 板屋雅博 撮影

写真は、コトル家の長男。見せのマネージャーとして切り盛りしている。奥は、以前は無かった新設のカフェコーナー。

 サウスメルボルンのコヴェントリー通りに洒落たコーヒー豆や紅茶の葉を売っている店もある。いや正確に云うと、洒落た店になったのは、この2年ほどのこと。それ以前は、サウスメルボルンの地元の住人だけが知る古ぼけた佇まいの小さなショップであった。筆者のイタさんは、2004年頃からの常連。
オーナーのコトル一族は、イタリアからメルボルンに移民してきて、ローストと卸売のビジネスを1912年より始めた。1970年代に現在のショップ(Saddle & Harness Maker 馬具製作ショップ)を購入したお店を始めた。この地で、コトルコーヒーの名前で営業していた。

コトルコーヒー Cottle Coffee

正面奥は、サウスメルボルンマーケット

サウスメルボルンマーケット

 当時は、250グラムで$4..00ほどで販売していた。大手のTwo Leafでは、250グラムを$20ほどで販売していたので、超格安の店であった。当時は、販売するコーナーも小さく、裏手にコーヒーのローストワークショップがあると知っていたが、どんな程度かは気にせずにいた。しかし現在の状態からみても、当時から卸売をやっていた模様。多種の紅茶があったが、イタさんのお気に入りはアールグレー。紅茶アールグレーは、英国の首相アールグレーが好んだ紅茶。アールグレーの次の首相はメルボルンであり、ふたりともメルボルンの設立に関係が深い。

コトル・オン・コヴェントリー 

 その老舗のコーヒー焙煎店が、本格的な小売と喫茶店に進出したのが、この店。
名前をコトルコーヒーから、通りの名前を取って コトル・オン・コヴェントリーCottle On Coventryに改名した。

コトル・オン・コヴェントリーでは、本格的なエスプレッソを淹れる為に、イタリアから2台のエスプレッソマシンを輸入。

1台は、かつて神田小川町のペレのエスプレッソにもあった Faema E61 。
もう一台は、写真の右側に見えているA La Marzocco FB80。お店では、リッチでスモーキーなキューバンエスプレッソを淹れる為に使っている。

Hot Shot

サウスメルボルントップ


 店の奥には、コーヒーのロースト焙煎室。

販売しているコーヒーの一覧
値段は、$36/kgと格安。
Alto Cuban | Brazil Ipanema | Brazil Santos | Classic ConnoiseurContinental | Costa Dark Mocha | Dark Maragogype | Dark MochaEspresso | Espresso Supreme | Ethiopian Single Origin | GoldenGuatemalan Single Origin | House Blend | Kenya Dark MochaNew Guinea | PEG | Swiss Water De Cafe | Tolarno

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