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サウスメルボルン タウンホール

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チャールズ・ウェブ

タウンホール

1870-79


2016年12月29日(金)
エメラルドヒル Emerald Hill
サウスメルボルン タウンホール
SouthMelbourne Townhall
サウスメルボルン South Melbourne
メルボルン Melbourne
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Google Map 地図

サウスメルボルンタウンホールは、当初はエメラルドヒルタウンホールと呼ばれていた。1883年に自治体の名前がエメラルドヒルからサウスメルボルンに変更になり現在の名前になった。当時の名建築家チャールズウェブの設計で、市役所、市民ホール、工業専門学校、図書館、郵便電信局、警察、裁判所、消防署など市政の全ての部門が入居していた。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/800 F5.0 ISO感度 200 オート 露出補正 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2014年1月14日17:56 板屋雅博撮影

  サウスメルボルン タウンホール
建築年;1879年−80年
Address : 208-220 Bank Street,
建築時代;ビクトリアン
建築様式;クラシカル 第二帝国 Second Empire
設計;Charles Webb
建築:Gillon and Treeby
オープン日:1880年6月30日
中央タワーと時計台:1881年建設

内部のインテリアの改築
改築年:1930年代に
設計:Oakley and Parkes事務所
建築:G. Farnsworth
建築監督:市建築局技術主任A. E. Aughtie

VHD Victorian Heritage Registration

 中央に高いタワーと左右に低い傾斜角度が急なマンザード式屋根を持つ左右対称のふたつのタワーがある。中央タワーの左右にも低いタワーがあったが1945年に解体された。
メルボルンタウンホールは、エメラルドヒルと呼ばれる高台の上に建設され、フランス第二帝国様式の装飾を持つビクトリア期アカデミック・クラシカル様式で建設されている。

バンク通りに面した広い左右対称の正面ファサードの中央に柱で支えた屋根のある玄関ポーチを配置し、建物の4つのコーナーには少し突き出したパビリオンと呼ばれる小部屋を配置している。正面ファサードには5本の巨大なコリント式柱が屋根を支えている。
エメラルド市(Town of Emerald Hil)の文字と市の紋章(coat of arms)が三角形の切妻屋根に彫刻されている。

 切り妻屋根の後ろ側の中央タワーは丸屋根ドームと傾斜屋根を持ち、バロック式柱を基壇に配してある。
両サイドのファサードには正面ファサードと同様の緻密な装飾が施されている。

1800年代後半に活躍したメルボルンの名建築家チャールズウェブの代表傑作のひとつである。



 記念の泉 Jubilee Fountain
建設年:1905年
設計デザイン:G H Henderson
市政開始と南アフリカのボーア戦争に従軍した市民140名と戦死者8名を記念したもの。
高い寺院を模した泉は、ブルーストーンの台座の上に設置されている。大理石の柱と天蓋、正面には2個の真鍮と銅の名盤が置かれている。
3基のガス灯を支持する鉄製の金具が記念の泉に乗っているが、当初の金具を1994年に取り換えたものである。


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