2008年7月22日(火)
セントビンセントガーデンズ
St Vincent Gardens
サバーブ アルバートパーク
Subrub Albert Park
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google Map
午前中は、雲が残っていましたが、午後からは久しぶりに快晴になりました。気温は最高でも13度、朝晩は5度以下と最も寒い季節になってきました。それでも天候さえ良ければ外に出たくなります。
昨年の今日2007年7月21日(フラッグスタッフ公園)
木の向こう側は、カンタベリー通り(Canterbury Road)、その向こう側は、豪州2番目の鉄道セントキルダーフリンダース駅線(現トラム96番線)
サバーブのアルバートパークの北側、サウスメルボルンタウンホールから直ぐ南側に比較的大きな公園があります。
セントビンセントガーデンズです。
英国最大の都市ロンドンの1800年代の都市型公園をモデルにして作られた英国式公園です。
1850年代のメルボルンのゴールドラッシュによる莫大な財政を基盤にして作られたもので、このような形式の都市型公園は、オーストラリアでは随一の規模です。
南北に300m、東西に500mの四角形をしており4つの角は、半円形をしています。
中央の部分をセントビンセントプレイスと云います。この界隈は、シティを除くと近代化の原点とも云えるメルボルンの起点です。
周辺道路は、メルボルンの高価で貴重な建築材料であるブルーストーンを敷き詰めてあり、現在でもいくつかは残っています。
この地域全体がビクトリア州遺産(VHR)に指定されています。
セントビンセントガーデンズは、1854年にビクトリア植民地高官の土地監督官(Surveyor-General
of Victoria)であったAndrew Clarkeによって基礎設計されました。同じく英国植民地政府高官Clement
Hodgkinsonが1857年に詳細設計をしました。セントビンセント公園の中を、同じ年に完成した豪州で2番目の鉄道、フリンダース駅−セントキルダ線(現トラム96番線)も公園内に取り入れて設計しています。ゴールドラッシュで沸くメルボルンの流行の最先端の町だったのです。Clement
Hodgkinsonの設計に沿って現在の公園に整備されたのは、1864年から1870年にかけてです。中央にあるアルバートパークローンボーリングクラブ(芝ボーリング)は、1873年の設立です。1903年から1910年にかけて公園は、オリジナルの設計に沿って再整備されています。
長い歴史の中で、セントビンセントガーデンズにはたくさんの輸入植物が植えられています。
Algerian Oak (Quercus canariensis)
Canary Island Palms
(Phoenix canariensis).
Brush Cherry
Coral Tree
Lilly Pilly
Moreton Bay Fig
Norfolk Island Pine
Peony
Southern magnolia (Magnolia grandiflora)
Whitewillow
Port Phillip Online
公園都市メルボルンの中では、それほど大きな規模ではありませんが、訪れる人は週末でもそれほど多くなく、家族でのんびり過ごすには十分すぎる公園です。
サバーブ アルバートパーク
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