撮影データ Canon EOS 5D MarkⅡ 絞り優先AE 評価測光 絞りF8.0 1/200秒 ISO感度 100 露出補正 オート JPG
レンズ EF 24-70 mm f/2.8L USM 2016年1月17日12:31 板屋雅博 撮影
ジョリモント操車場の場所は、メルボルンの鉄道開発の歴史と重なる。フリンダース駅は、ポートメルボルンんのサンドリッジと結ぶ路線の終着駅であり、他の路線とは結ばれていなかった。すぐ隣にプリンセスブリッジ駅（現フェデレーションスクエア）があり、リッチモンド、サウスヤラ、ホーソンなど南部、東部、東北部方面へのターミナル駅であった。１８６６年にふたつの駅は統合されて、現在のフリンダース駅の原型となった。ジョリモント操車場地区は郊外への列車の待機場であり、当時の蒸気機関車の整備場であった。貨物列車の発着はメルボルンヤードを中心にして行われた。ビクトリア州各地への列車はダッドリー通り待避線（Dudley
Street sidings）に待機していた。共にスペンサー通り駅からノースメルボルン駅までの間に位置している。各路線は、メルボルンへ入る線路と出ていく線路の複線化されていた。
シティループの制御の為、メトロル鉄道制御センター（Metrol train control complex）がバットマンアベニューのヤード脇に建設された。フリンダース駅の５台のシグナルボックスが廃止されてメトロルに統合された。建築が進むにつれシティ側からボタニックガーデンや総督公邸などの景色が見えなくなることが一般に知られるようになり、非難が高まった。州首相Rupert
Hamerが建物の高さを半分にするように指示した。その為、完成が１９８０年まで遅れた。
2016年4月24日(日)
ジョリモント操車場の場所は、メルボルンの鉄道開発の歴史と重なる。フリンダース駅は、ポートメルボルンんのサンドリッジと結ぶ路線の終着駅であり、他の路線とは結ばれていなかった。すぐ隣にプリンセスブリッジ駅（現フェデレーションスクエア）があり、リッチモンド、サウスヤラ、ホーソンなど南部、東部、東北部方面へのターミナル駅であった。１８６６年にふたつの駅は統合されて、現在のフリンダース駅の原型となった。ジョリモント操車場地区は郊外への列車の待機場であり、当時の蒸気機関車の整備場であった。貨物列車の発着はメルボルンヤードを中心にして行われた。ビクトリア州各地への列車はダッドリー通り待避線（Dudley
Street sidings）に待機していた。共にスペンサー通り駅からノースメルボルン駅までの間に位置している。各路線は、メルボルンへ入る線路と出ていく線路の複線化されていた。
１９１７年にプリンセスブリッジ蒸気機関車車庫は閉鎖され、ジョリモント車庫がメルボルン鉄道の電化と郊外電車の主要整備車庫として開設された。ジョリモント整備場は、バットマンアベニューに沿って南側に多数の線路の中間に建設された。列車の運転手の為に、歩道橋がフリンダース通りから線路を超える形で建設された。電化に伴い架空電線路に送電する変電所がヤードの南側に建設された。変電所は１８０００キロワットの能力を持ち４台の４５００キロワットのロータリー変換機があり、１９７０年代にシティループ線の建設の為に廃止されるまではメルボルン最大の変電所であった。いくつかの追加待避線がリッチモンド駅方面とジョリモント駅方面への三角地に建設された。MCGの東側の地区はビクトリア鉄道局が購入した。
１９７０年代にリッチモンドとバンリー駅の間が複々線化される際に高架線路が建設された。リッチモンド駅ではシティループ経由（パーラメント駅）方面とフリンダース駅へと分岐するが、その為の駅の複合化（７番から１０番ホーム）が図られた。高架線の為にヤラパークとMCGを結ぶ歩道橋が再度、建設された。
シティループの制御の為、メトロル鉄道制御センター（Metrol train control complex）がバットマンアベニューのヤード脇に建設された。フリンダース駅の５台のシグナルボックスが廃止されてメトロルに統合された。建築が進むにつれシティ側からボタニックガーデンや総督公邸などの景色が見えなくなることが一般に知られるようになり、非難が高まった。州首相Rupert
Hamerが建物の高さを半分にするように指示した。その為、完成が１９８０年まで遅れた。
ジョリモント修理工場は車両と動力車の両方にとってビクトリア鉄道電気システムの主要メインテナンス施設である。ヤードの南側に位置し大きな煉瓦の建物でリッチモンド側とフリンダース通り側から入ることが出来る。近郊複合列車と同時にEクラス近郊型貨物列車とLクラス電車動力車も１９６０年代まで補修されていた。フリンダース駅の５台のシグナルボックスの中で４台はジョリモントヤードへ移設された。
左側は全豪オープンが開催されるメルボルンパークテニスセンター。このあたりから正面のシティまでがジョリモント操車場 Jolimont Yardである。