シティ案内

今日の一枚へ

ジョリモント駅 Jolimont Station 地下鉄 Metro Tunnel

メルボルン百景トップ

 乗り物

ジョリモント


2019年6月30日(日)
ジョリモント駅 Jolimont Station
地下鉄 Metro Tunnel
ジョリモント Jolimont
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

メルボルン地下鉄計画は、2025年の開業を目指して建設が進んでいる。ノースメルボルンからサウスヤラ駅までの6駅である。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/800 F5.6 ISO感度 100 オート 露出補正 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM 2019年1月13日17:30 板屋雅博撮影

メトロ・トンネル

公式web

  ジョリモント鉄道駅は、メルボルンの東北方面へ向かう路線のシティサークルから最初の路線になる。乗降客が少ないこともあり、週末以外は全部の列車が停まるわけではない。1901年10月21日にオープンした。最初に建設された木製の駅舎は、1899年に英国で建設されたものであった。1920年代に売却されて、キャンベラに移動され、現在のジョリモントセンターの場所に移設された。1977年に火災により壊滅的な被害を受けて、解体された。ジョリモント駅は、メルボルン市民に親しまれているが、これは豪州最大のスタディアムMCGの最寄り駅であるからである。通常は1つの出入口であるが、イベントの日にはいくつもの門がオープンされる。追加出入り口は、1973年に設置された。1995年に駅の名前は、ジョリモントMCGに改名された。追加の駅舎とベンチが2015年11月にプラットフォームに追加された。



 現在、メトロ・トンネル計画(Metro Tunnel )の建設がメルボルンシティ中央部で進んでいる。サウスケンジントン鉄道駅からサウスヤラ駅までの9kmを地下鉄で結ぶもので、5つの地下駅が建設される。南部正面駅は、サウスヤラ駅の南側に作られる。サウスヤラ駅からパケンハム線、クランバーン線に乗り入れることになり、フリンダース駅でシティループ線経由でメルボルンのCBD(中央ビジネス地区)に乗り入れることになる。この計画によりいくつかの既存路線の操業上の独立、地下鉄化により列車本数の増加を図るなどが目的である。メルボルン近郊路線の近代化計画( PTV Network Development Plan )の一環である。

billion ビリオン 10億 109
1,000,000,000

 2015年2月、州政府は、4千万ドルを拠出してメルボルンメトロ鉄道局( Melbourne Metro Rail Authority)を設立した。15億$の土地購入と調査費、更に30億ドルの建設費が予算化された。プロジェクトの大半は半官半民のパートナー制で、民間の投資資金も90億$から110億$を見込んでいる。法制化が2016年後半に行われた。2017年からシティスクエアとスワンストン通りの一部は、トンネルと地下駅の建設の為に閉鎖された。当初の計画ではプロジェクトは、2025年に完成予定である。

  2015年f州政府はメルボルン都心部地下40mにトンネルを掘削することを発表した。2016年には、試験掘削はヤラ川に到達した。
2016年ジョン・ホランドは、324百万ドルの契約を発表した。スワンストン通りの近くを35mの掘削し、新しいふたつの都心部地下駅や、100個のインフラの移動などに使われた。フェデレーションスクエアやセントポールカテドラルを含み長期、短期の道路閉鎖や建設地などが公表された。





 新しく作られる地下鉄駅
@ノースメルボルン駅:
ノースメルボルンのアーデン通り(Arden)とローレンス通り(Laurens Streets)の交差点に作られる。昔は産業都市であった場所を近代都市に作りかえる構想である。現在のノースメルボルン駅は、West Melbourneと改名される。

Aパークビル駅(Parkville)
メルボルン大学のユニバーシティスクエアの地下とグラッテン通り(Grattan Street)とロイヤルパレード(Royal Parade)の交差点に建設される。ロイヤルメルボルン病院、メルボルン大学、癌センターが至近距離となる。新しいトラムストップが新駅の近くに作られる。2031年には1日の乗降客6万人の予定。


 
B州立図書館駅
スワンストン通りとラトローブ通りの交差点で現在のメルボルン・セントラル駅の上に作られる。RMIT大学80号館、州立図書館入り口出口も作られる。

Cタウンホール駅
メルボルンシティスクエアは、タウンホール駅建設の為に廃止されている。新駅は、スワンストン通りとフリンダース駅の交差点に作られ、フリンダース駅に直結している。トラム駅とも親和している。CBD南端に位置してセントポール大聖堂、芸術地区、サウスバンク、フェデレーションスクエア、コリンズ通りなどに隣接する。地下線路は、ヤラ川、バーニードメイン自動車道路トンネルの下を走る。


 
Dアンザック駅(Anzac)
新駅は、セントキルダ通りとパーク通りの交差点でドメイン交差点の地下に建設される。セントキルダ通りのトラム路線は継続される。戦争記念館、セントキルダ通りビジネス街、ロイヤル植物園、メルボルングラマー高校などが最寄り地区となる。

 地下鉄の南側の出口は、サウスヤラ駅の南側で既存の鉄道線に接続されて、次の駅はホークスバーン駅(Hawksburn )となる。フランクストン線、パケンハム線、クランバーン線は、直接乗り入れるか、シティループ経由になるかは、電車によって変わる模様。一方でサンドリンガム線は、乗り入れはないので、シティループ経由となる。

このページのトップへ

inserted by FC2 system