2008年2月13日(水)
ジョリモント駅 Jolimont Station
ジョリモント Jolimont
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
ジョリモントの駅は、イーストメルボルンに位置します。イーストメルボルンは、地区の範囲も狭く住人も多くはありません。従って通勤用、居住用としての利用は多くありません。しかしMCG、メルボルンパークに至近距離であるために、スポーツ観戦の観客で週末などは混雑しています。
昨年の今日2007年2月13日(チョコレートボックス )
ジョリモント駅は、シティから東、東南、東北へ行く列車の全てが通る駅です。
フリンダース駅から1つ目で、シティ外では最もシティに近い駅でもあります。
ジョリモント駅の直ぐ南側には、MCGがあり、オーストラリアンフットボール、クリケットその他、いろんなスポーツ大会の参観に行く人々で、いつも賑わっています。またオーストラリアンオープンテニスが行われるメルボルンパークも、MCGから陸橋を越えて線路を渡った場所にあります。
ジョリモントの名前は、メルボルンの初代総督であるチャールズラトローブ(Charle La Trobe)によって名づけられました。ラトローブは、1839年に家族と友に当時は、人口3000人であったメルボルンに赴任します。
当時、メルボルンは植民地として独立しておらず、シドニーがあったNSW植民地の一部でした。ポートフィリップ地区と呼ばれていました。ラトローブは、ポートフィリップ地区の監督官として赴任してきました。メルボルンの名前は、1937年に名づけられています。1940年にはこの場所を購入してジョリモントと名付けました。ラトローブはスイスに留学した際に、奥さんのSophieとめぐり合っており、新婚旅行の場所がジョリモントという村であったのです。
ヒルトンホテル
ヒルトンホテルの西側には、広大なフィッツロイガーデン(Fitzroy Garden)が広がっています。
ラトローブは、1839年にこの地に住居を建築しました。この建物の建築材料は、イングランドで部材に加工された後、メルボルンまで遠路、運ばれてきました。
現在、この住居は、ラトローブの小屋としてキングスドメイン公園の中に保管されています。
ジョリモント駅からシティ方面。
隣の駅は、メルボルンの中央駅であるフリンダース駅です。シティループの場合は、パーラメント駅(Perliament Station)になります。
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