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州立ネットボール&ホッケーセンター

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2013年12月15日(日)
州立ネットボール&ホッケーセンター
State Netball Hockey Centre(SNHC)
パークビル Parkville
メルボルン Melbourne
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ロイヤルパーク公園を越えたあたりがパークビルだが、その一角にネットボール&ホッケーセンターがある。ビクトリア州では若い女性にネットバールの人気が高いが、州立ネットボールセンターはその聖地と云える。プロネットボールリーグではより便利な場所であるメルボルンパークのハイセンス・アリーナ Hisence Arenaも並行して試合に使われる。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/160 F13.0 ISO感度 100 オート 露出補正 -2/3 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM 2010年12月29日13:51 板屋雅博撮影


 ネットボールは、オーストラリアの女性には最も人気が高いスポーツである。ボールをカゴ(バスケット)に入れる点など見た目はバスケットボールとほとんど変わらない。しかしドリブルやコンタクトプレーが禁止されている点が異なり、より女性に優しい競技とも云える。ビクトリア州では競技団体に登録している選手は、105,000名を越える。この中には学校の授業で教えられる生徒は含まれていない。ビクトリア州では登録団体は240にのぼる。団体に加入すると、ネットボールのイベントやプログラム、各種のサービスを優先的に受けられ、州代表や豪州代表などのチームに選抜される。ビクトリア州全体で、地域別に20の地区に分けられ、それが6つのゾーンに区分される。それぞれのネットボール団体は、各地域のリーグに所属している。男性ももちろんネットボールをするが、ネットボールビクトリアの選手の96%は女性である。選手たちの45%がメルボルンの各地区に所属しており、55%が地方のメンバーである。メンバーの62%は17歳以下の中高生である。プロネットボールのメルボルンビクセンズがビクトリアのネットボールの頂点となっている。

  州立ネットボール&ホッケーセンターの建設計画は、1996年にロイヤルパーク公園の開発マスタープランがメルボルン市によって造られたことに始まる。それまでの旧州立ネットボール&ホッケーセンターは解体された。センターの開発に伴いロイヤルパーク公園全体の利用者の増加を図られた。センター地区の道路、公共交通、駐車場などの整備も進められた。1998年5月に2450万ドルの予算が州政府によって認められて、正式に発表されえた。1999年に2月に予算は、2700万ドルに増額された。センターの建設は、1999年3月に始まり、2000年11月に完成し、センターは2001年3月16日にオープンした。センターの建設には環境問題、特に近隣の動物園への夜間照明の影響などで反対運動も起こっていた。


センターは、5面の屋内ネットボールコートがあり、その内2面は、観客席を持つスタディアムとなっている。また屋外には4面のネットボールコートがある。メインスタディアムには3面の観客席がある。観客数は3000名。バスケットボールの試合の際には、観客数は3500名となる。
ネットボールコートは、バスケットボール、バレーボール、格闘技、音楽コンサート、室内サッカーなどにも使用可能である。センターは2面の屋外ホッケーピッチがあり、屋根付きの観客席に観客1000名が観戦できる。一時観客席には8000名の観客を収容可能。ホッケー場は、ラクロス、サッカー、タッチフットボール、アメリカンフットボールなどにも使用できる。


 州立ネットボール&ホッケーセンターを本拠地とするチーム。
ビクセンズ Melbourne Vixens ネットボール
タイガース Melbourne Tigers バスケットボール
バイキングス Victorian Vikings ホッケー

State Netball Hockey Centre
10 Brens Drive, Royal Park, Parkville
Phone: (03) 8379 4222

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