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サウスワーフ

メルボルン国際展覧会場

新メルボルン国際会議場

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2012年8月15日(水)
新メルボルン国際会議場
Melbourne Convention and Exhibition Centre
サウスワーフ Southwarf
メルボルン Melbourne
この地区の地図Googole Map

メルボルンの新名所サウスワーフの中核施設、新メルボルン国際会議場が2009年に完成した。オーストラリア最大の観客席を持つ劇場・会議場として注目される。

撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先AE 評価測光 絞りF9.0 1/200秒 ISO感度 100 露出補正 太陽光 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2011年1月2日 板屋雅博 撮影

会議場の左側のビルは、かつて筆者が住んでいたセンチュリオン・アパートメント。83 Whiteman Street

 新メルボルン国際会議場は、これまでの国際展示場に沿って、メルボルンの新しい観光スポット、サウスワーフへ向かった場所にある。10億ドル(800億円)の費用をかけて2009年に完成した。
中心となるプレナリーホールは、様々な用途に分けて分割可能であり、最大の観客席数は5541席。
メルボルンコンサートホールのハマーホールは2677席、シドニー・オペラハウスは2679席であり、合計席数では上回るオーストラリア最大の会議センターとなった。
プレナリーホールは3つの劇場又は会議室、最大32の会議室などに分割できる。隣接するヒルトンホテルもメルボルン国際会議ビルの一部として会議室、事務室、宿泊施設として利用できるように複合的に設計されている。

 右側は、新しいメルボルン・ヒルトン

設計、建設は、ブルックフィールド・マルチプレックス及びプレナリー・グループのコンソーシアム。設計は、ラリー・オルトマン。

手前側の橋は、ドック(Duke's Dock)を横切ってヤラ川河畔をスペンサー橋までつなぐ遊歩道。

ヤラ川を結ぶ歩道橋は、船員クラブ歩道橋Seafarers Foot Bridgeと名付けられた。これは対岸に船員クラブの建物がある為。

船員クラブ歩道橋Seafarers Foot Bridge

トラムでの行き方
トラム 96番、112番、109番:クラウンカジノ前で下車して歩く。
トラム  48番、70番:フリンダース通りの終点で降りて、船員クラブ歩道橋を渡る。

住所:1 Convention Centre Place, South Wharf 3006
建築年:2009年
設計:Larry Oltmanns
建築会社:Brookfield Multiplex and Plenary Group
開発監修:NH Architecture and Woods Bagot
環境評価:6つ星 グリーンスター
受賞:2010年オーストラリア・建築学会賞Australian Construction Achievement Award in 2010

Melbourne Convention Centre: 1 Convention Centre Pl, South Wharf 3006
Exhibition Centre entrance: 2 Clarendon St, South Wharf 3006
T: (61 3) 9235 8000 F: (61 3) 9235 8001
E: enquiries@mcec.com.au

公式Web

施工した建設会社ブルックフィールド・マルチプレックス社は、1962年にパースでスタートし、現在は、シドニーに本拠地を置く豪州を代表するゼネコン。豪州で7800名を雇用し、豪州、NZ、英国、カナダ、中近東で建築事業を行っている。

メルボルンでの代表作
フェデレーション・スクエア(2002年)
フリンダース・ワーフ(2003年)・・・エキジビジョンセンターの対岸のアパート群

設計したラリー・オルトマンは、世界の超一流建築家でアメリカ人

実績
シカゴプレイス(シカゴ)、貿易センター(トロント)、NATO本部(ブルッセル)、韓国世界貿易センター、香港国際会議場・展示会場、ユーロスタディアム(ロンドン)

  正面は、ポーリーウッドサイド
最後に帆船が活躍した1890年代の高速クリッパー船。

ポーリーウッドサイド
公式Web

メルボルン海洋博物館は、ポーリウッドサイドの右側で新メルボルン国際会議場の内部に移設されている。


Melbourne Maritime Museum

かつての海洋博物館
メルボルン展示会場の前に最後のヤラ川べりのドック(Duke's Dock)があったが、そこに海洋博物館があった。

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