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Westgate Bridgeと渡し舟

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West Gate Bridgeと渡し舟


2006年6月17日(土)へ
16時10分

メルボルンから西へ10分ほど行くと、この西(ジーロン、グレートオーシャンロード方面)からの玄関口であるWestgate Bdigeにぶつかります。この橋は自転車、歩いては渡れません。

そこでこの渡し舟があります。
ここから自転車で10分ほどでウイリアムズタウンへ着きます。
公式web
West Gate Bridge (Wikipedia)
The Punt Ferryについて
ウイリアムズタウン
ウイリアムズタウン公式web


この川(ヤラ川)自体は、さほど大きな川ではありません。従って本来、車や人の通行だけであれば、比較的に高さが低い橋を架ければ、事は済みます。

それでは、何故、この程度の川にこんな大きな橋を架けたのか、正解は、大きな船がこの下を通るからです。
58mのクリアランス(通れる船のトップ)。
橋の長さ:2582m

メルボルンは、豪州最大の港です。
巨大なコンテナ船がこの橋の下を通って、メルボルン港へ向かいます。

左側にコンテナヤードが見えます。
あそこが豪州最大のコンテナヤードです。
(大した規模ではありません。)

Westgate Bridge

ところが、この豪州最大の港には、大きな問題があります。
それは、水深が非常に浅いのです。
大掛かりな浚渫をする必要があるんですが、市当局が何回も計画しますが、環境への影響などで住民の反対に合って、毎回、失敗しています。

この渡し舟の横に水深が低いことを表示する信号灯が立っていますが、かなり浅いことがわかります。

料金 平日片道:$2
週末 おとな$4、子ども$2 
朝7時〜夜5時まで運行(ちょっとあやしい。)

渡し舟
今、渡し舟が向かう方向、即ち右手の方向には
ウイリアムズタウンがあります。
その先に、メルボルンの湾である、フィリップ湾があります。
全ての船は、この水路を経て、バス海峡へと向かいます。

渡し舟は、流れの関係で、一旦、向こうまで行ってから折り返してきます。

右手にコンクリの塔が立っていますが、これはメルボルンの火力発電所です。
重油だと思います。
隣には大きなフィットネスセンターがあります。

右側手前の桟橋の右側には、石油の受け入れ設備があります。
ジーロンに大きな石油精設備(リファイナリー)があり、そこからガソリンなどの石油製品を運んできます。


The Punt

渡し舟の案内です。

The Punt
Ferry Service
0419-999-458
お客があるときだけ、運行します。
この旗を振ってください。

となってます。
いつもは対岸に待機していて
お客がこの旗を振った時だけ迎えにくるのでしょう。
旗を振って待っているというのが、ユーモラスです。
Aw
ウィリアムズタウンへの渡し舟

約10分の船旅は終わりました。
自転車の時には便利です。

フェリーに乗らない場合は、メルボルン港の前を通り、フッツクレーを経て、約5kmの回り道になります。
たいしたことはないですが。

近代化された、メルボルンにも渡し舟があるんだぞ、という感じですね。


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